小泉今日子、中森明菜、三田寛子など1982年にデビューしたアイドルは「花の82年組」と呼ばれたが、翌1983年デビューのアイドルたちは“不作”と評され、苦難の芸能人生を送ってきた。彼女たちが35年の時を経て再び集結し、「お神セブン」なるグループを結成、11月には2日間限定のライブを開く。アメリカ・シアトル在住のメンバー・徳丸純子を除いた6人、大沢逸美、木元ゆうこ、桑田靖子、小林千絵、松本明子、森尾由美が集まって語り合った。
大沢:「再び集まろう!」となったキッカケは、私が何年か前に番組の企画で「同期に会いたい」と言ったことで、明子や靖子、千絵ちゃんと30年ぶりに再会したことだったよね。
松本:うん。逸美ちゃんにだけ知らされてないサプライズ対面の企画だった。
桑田:私はその頃、長らく休んでいた芸能活動を再開し始めた頃だったなぁ。みんなとの再会は本当に久しぶりで楽しかった。話が尽きなくて連絡先も交換したけど、実は内心、「社交辞令だろうし次はないだろうな」って思ってたの。
小林:なんでよ(笑い)。でも実際にその時から、会う頻度が増えていったよね。
大沢:うん。再会直後に靖子の単独ライブがあった時も、このメンバーでお花を出したもんね。
木元:私は結婚してアメリカに移住した(徳丸)純子と大阪で再会してたの。それで逸美ちゃんに「いま純子といるよ~」って電話したんだよね。
大沢:そうだったねー。さらに同時期、私と由美も偶然バラエティ番組で共演してさ。