芸能

ドラマで編集長役、伊勢谷友介に「イケメンを持て余す男」評

このイケメンを持て余し気味…

 いよいよ佳境に突入している今クールのドラマ。話題を呼ぶ作品のなかで、その演技で、異彩を放っているのが、『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)に出演している伊勢谷友介(42才)だ。個性的な編集長を演じている伊勢谷の俳優としての方向性についてコラムニストのペリー荻野さんが考察する。

 * * *
 ドラマ『サバイバル・ウェディング』を見ていて感じるのは、伊勢谷友介は「イケメンを持て余している」ということだ。

 このドラマで伊勢谷が演じているのは、人気ファッション雑誌の名物編集長宇佐美。彼は常に企画の隅々にまで目を光らせ、売り上げをV字復活させた実績は高く評価され、編集部員からも「ボス」と信頼されている。

 その宇佐美は、恋人に逃げられ寿退社できなくなったヒロインさやか(波瑠)に「半年以内に結婚できなかったらクビ」という条件で婚活コラム執筆を命じる。短期間で結婚など無理と涙目のさやかに、宇佐美は「女としての価値なんて売り方次第でいくらでも上がる」「オレの言う通りやればカンタンだ」などと言いたい放題。オレ様恋愛指南を続けるのである。

 毒舌男に振り回されるヒロインのラブコメでは、深田恭子×ディーン・フジオカのドラマ『ダメな私に恋してください』や小松菜奈×中島健人の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』など人気作が多いが、『サバイバル・ウェディング』の伊勢谷の存在感は、かなり独特。

 おかっぱ頭に丸い色眼鏡。常にパリパリにキメた派手なスーツが定番で、スポーツジムで走るときだって、紺地に赤いハイブランドモノグラムがプリントされたジャージ上下姿で目立ちまくる。しかし、パーティーでグラス一杯飲んでひっくり返るほど酒に弱く、スポーツカーを乗り回す…かと思ったら、運転はど下手。あちこちで変なオーラを醸し出す。
 
 伊勢谷はドラマ『監獄のお姫さま』でも、監獄で一致団結した女たち(小泉今日子や森下愛子ら)に悪事を暴き立てられるやり手社長板橋吾郎役で変なオーラを出していた。『サバイバル・ウェディング』ホームページで本人は、やなヤツ路線で頑張っていきたいと語っているが、今や変なオーラ路線をまい進中と言った感じだ。その理由は、やっぱり伊勢谷友介自身が「イケメンを持て余している」からだと思う。

関連記事

トピックス

連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎ストーカー殺人事件》「テーブルに10万円置いていきます」白井秀征容疑者を育んだ“いびつな親子関係”と目撃された“異様な執着心”「バイト先の男性客にもヤキモチ」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《田中圭との不倫疑惑》永野芽郁のCMが「JCB」公式サイトから姿を消した! スポンサーが懸念する“信頼性への影響”
NEWSポストセブン
騒然とする改札付近と逮捕された戸田佳孝容疑者(時事通信)
《凄惨な現場写真》「電車ドア前から階段まで血溜まりが…」「ホームには中華包丁」東大前切り付け事件の“緊迫の現場”を目撃者が証言
NEWSポストセブン
2013年の教皇選挙のために礼拝堂に集まった枢機卿(Getty Images)
「下馬評の高い枢機卿ほど選ばれない」教皇選挙“コンクラーベ”過去には人気者の足をすくうスキャンダルが続々、進歩派・リベラル派と保守派の対立図式も
週刊ポスト
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《スクショがない…》田中圭と永野芽郁、不倫の“決定的証拠”となるはずのLINE画像が公開されない理由
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
食物繊維を生かし、健全な腸内環境を保つためには、“とある菌”の存在が必要不可欠であることが明らかになった──
アボカド、ゴボウ、キウイと「◯◯」 “腸活博士”に話を聞いた記者がどっさり買い込んだ理由は…?《食物繊維摂取基準が上がった深いワケ》
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン