今年の「中秋の名月」は9月24日。お団子とすすきを用意して、十五夜のお月さまに浮かぶ“うさぎの餅つき”を見上げながら、こんなことを思い浮かべることだろう。
「そうか、剛力彩芽(26才)はあそこに行くんだなァ」
本誌・女性セブンが剛力の初めての恋をスクープする、ほんの4か月前まで、彼女は“普通の人気女優”だったわけだが、今ではまるで“おとぎ話のお姫さま”だ。
9月18日午前10時、衝撃的なニュースが世界中を駆け巡った。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の運営会社で、株式時価総額1兆円ともいわれる「スタートトゥデイ」創業社長の前澤友作氏(42才)が、「月旅行」の“チケット”を購入したという。
「前澤氏に世界初の民間人宇宙旅行の機会を提供するのは、アメリカの宇宙ベンチャー企業『SpaceX』です。起業家のイーロン・マスク氏が2002年に立ち上げた民間の会社で、自前のロケットを飛ばして国際宇宙ステーションへの物資を運ぶなど、宇宙での活動には実績があり、今回の宇宙旅行も夢物語どころか、かなり現実味があります」(大手紙科学部記者)
SpaceX社は、「人類の火星移住」という壮大な計画をぶち上げている。その際に使用されるというのが、同社が開発中の大型ロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」。SpaceX社は昨年、そのBFRに一般の旅行客を乗せ、1週間かけて月をグルッと回って地球に戻ってくる宇宙旅行計画を発表していた。
「前澤氏の月旅行は、2023年に決行予定です。前澤氏は私財を使って“6~8人のアーティストを一緒に連れて行く”と発表しました。宇宙から地球や月を眺めることで、何らかの芸術的なインスピレーションが得られるのではないかと考えているそうです」(前出・記者)
芸術への造詣が深く、美術品資産は500億円にのぼるという前澤氏らしいプロジェクトだ。
「同乗メンバーリストはいまのところ、まったくの白紙だそうです。これから選考を始める段階。しかし、発表直後から世界中のアーティストから“乗せてほしい”というアプローチが殺到しているようです」(前出・記者)
気になるのは、「宇宙旅行チケット」のお値段だ。
地球から月までの距離(38万4400km)は、東京~京都間の距離(約450km)のおよそ850倍。東京~京都間の新幹線代が1万3000円ほどなので、単純計算すると月までは1100万円ぐらい?
「とんでもありません。前澤氏と同乗メンバーを合わせて、費用は700億~1000億円かかると言われています。チケット1枚あたり、100億円というところでしょう。SpaceX社としては、宇宙旅行のチケット販売を商業化して収益を上げ、さらなる開発事業の資金にする考えのようです」(前出・記者)
今回、前澤氏は宇宙旅行の契約を発表するにあたり、自家用ジェットで渡米し、SpaceX社との契約報告の記者会見に出席した。
「剛力さんも前澤さんと一緒にアメリカに行ったようですよ。プライベートジェットでの出張や旅行には、剛力さんもよく同行するようです。剛力さんも女優。前澤さんのパートナーとしてだけでなく、アーティストとして、月旅行に出かける可能性も高いでしょう」(芸能関係者)
ロケットが飛び立つまであと5年。前澤氏は「結婚はない」と明言しているが、それまで交際が順調であればいいのだけれど──
※女性セブン2018年10月4日号