同時期に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)の“律”、『義母と娘のブルース』(TBS系)の“麦田店長”を見事に演じ分け、評価も人気も最高潮の佐藤健(29才)。両作品とも9月で終了することから、日本中が深刻な“タケルロス”に陥っている。しかし、ご安心ください。10月以降は劇場で、新しい佐藤健に出会えます!
「たまたま同じ時期に違う役柄を演じただけで、謎の評価をいただける。ぼくらにとっては演じ分けるのは当たり前のこと」
『半分、青い。』に『ぎぼむす』と高視聴率ドラマに同時出演し、国民的人気俳優へ上り詰めた佐藤だが、「棚からぼた餅。こりゃ、ラッキーですよ」と、映画『億男』の完成披露試写会ではクールなコメント。
さらに、“ラッキーなことは?”という質問に困ってしまった沢尻エリカに、「“その顔で生まれてきたこと”じゃない?」と、これまたイケメンな助言をする佐藤。
非の打ちどころがない色男だが、主演映画10月19日公開の『億男』で演じるのは、宝くじで当選した3億円に振り回される冴えない主人公。共演の高橋一生が「今回の健くんは本当に滑稽」と太鼓判を押すほど、“ダサカッコいい”佐藤が堪能できる。この男の魅力は“ロス”することはなさそうだ。
【映画『億男』】(10月19日公開)
借金返済に追われ、妻(黒木華)と娘にも捨てられた一男(佐藤)。宝くじで当選した3億円で起死回生を狙うが、親友・九十九(高橋)に持ち逃げされてしまう。お金に振り回され、天国と地獄を行き来する一男が辿り着く幸せとは…!?
※女性セブン2018年10月11日号