芸能

新視聴率の女王・高嶋ちさ子 ダウン症の姉との固い絆

“新視聴率女王”との呼び声も

「3年目を迎えて、過去最高となる視聴率15.2%ですからスタッフも社内も盛り上がっていますよ」

 そう相好を崩すのは、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)の番組関係者だ。歴代最高の視聴率を記録したのは、高嶋ちさ子(50才)、田中圭(34才)、遠藤憲一(57才)がゲスト出演した10月3日の放送回だった。

「瞬間最高視聴率は高嶋さんの密着ロケ時で18.5%。高嶋さんには早くも“新視聴率女王”との呼び声も出ています」(前出・番組関係者)

 その日のロケの舞台は、父と姉が住む東京・世田谷にある実家への里帰りだった。

「高嶋さんのお父さんは、日本でビートルズの名を広めた音楽プロデューサー。6才年上の姉・未知子さんはダウン症なんですが、今回久しぶりのテレビ出演でした。お母さんは昨年亡くなられていますが、シンガポールにいるお兄さんもVTR出演して、一家の絆の強さがうかがえました」(前出・番組関係者)

 高嶋は小さい頃から、友達と遊ぶときには姉も一緒で、姉がダウン症であることを隠すことはなかった。

 高嶋が「うちの姉はダウン症にしては珍しく性格がちょい悪い…(笑い)」と言えば、未知子さんも「姉妹揃って口が悪い!」と返すなど笑いあり涙ありのやりとりは反響を呼び、視聴者からは、「高嶋さんサイコーでした」「キツイだけの人かと思っていたら、裏表がなく感心した」といった声が相次いだ。

 未知子さんは、幼い頃に20才まで生きられないと医師から言われたという。

「お姉さんを支えてほしい。ご両親はそういう願いを込め、支えるという意味の“佐”の字を使い、高嶋さんに知佐子という名前をつけたそうです」(スポーツ紙記者)

 未知子さんがいじめられていると知れば、やり返すこともあったという。

「みっちゃん(姉)を守るために、いじめっ子を注意して殴ったことも(笑い)。気の強いところはあるでしょうが、姉思いで優しい子。みっちゃんがアパレルショップで仕事をするようになったときには、ちいちゃん(高嶋)も泣いていました」(近隣住人)

 別の近隣住人は言う。

「“困ったことがあったら言ってね”とお姉ちゃんに声をかけたら“妹から、ご近所のみなさんに言う前に私に連絡して。すべてをなげうってでも、いの一番に行くからと言われているので、大丈夫です”と。仲のいい姉妹です」

 毒舌の裏に、1周回って知らない姉妹の秘話があった。

※女性セブン2018年11月1日号

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
第一子誕生の大谷翔平、広告出演オファー殺到でスポンサー収入200億円突破も ベビー関連・ファミリー関連企業から熱視線、争奪戦早くも開始か 
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
金メダル級の演技(C)NHK連続テレビ小説「あんぱん」NHK総合 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』で“韋駄天おのぶ”を演じる今田美桜の俊足秘話 「元陸上部で中学校の運動会ではリレーの選手に」、ヒロイン選考オーディションでは「走りのテスト」も
週刊ポスト
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
(撮影/田中麻以)
【高市早苗氏独占インタビュー】今だから明かせる自民党総裁選挙の裏側「ある派閥では決選投票で『男に入れろ』という指令が出ていたと聞いた」
週刊ポスト
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン