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アン・シネに続きイ・ボミも 日本ゴルフ界の「海外美女排除」

イ・ボミが見られなくなるかも(時事通信フォト)

 大胆なウエアと抜群のスタイルで注目を集めた「セクシークイーン」ことアン・シネ(27)は10月18~21日に行なわれたマスターズGCレディースで予選落ちし、今季のプレーを終了。来季以降は韓国ツアーに専念し、日本のゴルフ界からは姿を消すと囁かれている。

 所属事務所はあくまで「来年のスケジュールは未定」とするが、撤退情報の背景には日本女子プロ協会(LPGA)ツアーの制度変更があると見られている。

 原則、シード権を持たない選手はQT(クォリファイングトーナメント、4ステージ制)で上位に入ることで、ツアーの出場権を得られる。現行ルールではLPGAの会員(プロテスト合格者)でなくてもQTに参加でき、そこでサードまで勝ち進めば単年登録が認められていた。アン・シネは昨年のファイナルQT71位の資格で、6試合の推薦出場でプレーしてきた。

 だが、来年からはファイナルQTまで進めないと単年登録はできず、2020年度からはQTの受験資格がLPGA会員に限定されることになった。ツアー参加資格が一気に厳格化されるのだ。

 もともとQT制度は、女子ツアー参戦の門戸を開くことが目的だった。

「QT制度があることで海外選手が自国ツアーと掛け持ちしながら参戦するのも容易になるし、プロテスト合格前の若手もツアーで経験を積めた。参加選手が多様になることで、人気向上につながってきた。ただ、アン・シネや、日本生まれ・中国育ちの美人プロとして人気急上昇中のセキ・ユウティ(20)ら、“話題先行”に見える選手がQTを通じて試合に出ていることを快く思わない人もいる。だからこその“厳格化”ではないか」(ツアー関係者)

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