芸能

秋ドラマ最注目はムロツヨシ イケメン&長髪先生のギャップ

今期ドラマで最注目のムロ

 すっかり秋も深まった。ドラマも中盤にさしかかり、どれを見続けるか、どれをやめるか、そろそろ本命の見極め時&今からでも遅くない見逃せない作品も。さて辛口審査員たちの評価は…。

 今クールいちばんに名前があがる注目株は意外にもダントツ、ムロツヨシ(42才)。金曜と日曜に見せる「ムロギャップ」がとにかく話題だ。特にムロが初めてイケメン役を演じる『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系、金曜22時)は、『世界バレー』女子決勝ラウンドの日本×アメリカの試合の影響で1時間近く遅れての放送となったが、視聴率は初回を上回り、第3話も10.9%と初回から右肩上がり。今期一の注目度を見せている。

 普段は三枚目のムロと戸田恵梨香(30才)の本気の恋愛物語で、当然ながらキスシーンやベッドシーンもある。辛口コラムニストの今井舞さんも注目度No.1に押す。

「やっとムロツヨシの恋愛モノが見られた! ヒロインを見守るさえない三枚目役をやらせたら右に出る者がない、そんな21世紀の西田敏行ともいえるムロツヨシ。だから今回、できれば難病モノではなく純粋なラブストーリーでの彼が見たかった。この設定のせいで、戸田との日々を綴った恋愛小説をムロが書くというラストが今からもう見えてしまって、物語にイマイチ酔いきれません」

 そのムロが、金八先生を装う面白すぎる長髪の教師役で出演するのは、1980年代初頭が舞台の少年漫画が原作の『今日から俺は!!』(日本テレビ系、日曜22時30分)だ。ヤンキーデビューしたての金髪、ボンタン姿の男子高校生が主人公(賀来賢人・29才)。聖子ちゃんカットに引きずりそうな長いスカートをはいたマドンナ役を、朝ドラ『半分、青い。』のユーコ役で人気だった清野菜名(24才)が演じる。あまりに古い漫画が原作とあって下馬評は「大コケするのでは」と低かったが、滑り出しは上々。放送作家の草場滋さんは話す。

「最近のドラマは、視聴率が落ちるのを恐れてとっとと本編に入ろうとしてしまうが、これはオープニングの作りも80年代ドラマのオマージュで、タイトルの文字を大きめに刷るなどよくできています。脇を固める清野は、先日までは朝ドラで清楚な役を演じていたのに、今回はほど遠い役でアクションまでしっかりこなしているし、吉田鋼太郎(59才)の真面目なギャグ演技もはまっています」

※女性セブン2018年11月15日号

関連記事

トピックス

公選法違反で逮捕された田淵容疑者(左)。右は女性スタッフ
「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
NEWSポストセブン
「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも
女性セブン
日本一奪還に必要な補強?それともかつての“欲しい欲しい病”の再発?(時事通信フォト)
《FA大型補強に向け札束攻勢》阿部・巨人の“FA欲しい欲しい病”再発を懸念するOBたち「若い芽を摘む」「ビジョンが見えない」
週刊ポスト
2025年にはデビュー40周年を控える磯野貴理子
《1円玉の小銭持ち歩く磯野貴理子》24歳年下元夫と暮らした「愛の巣」に今もこだわる理由、還暦直前に超高級マンションのローンを完済「いまは仕事もマイペースで幸せです」
NEWSポストセブン
ボランティア女性の服装について話した田淵氏(左、右は女性のXより引用)
《“半ケツビラ配り”で話題》「いればいるほど得だからね~」選挙運動員に時給1500円約束 公職選挙法で逮捕された医師らが若い女性スタッフに行なっていた“呆れた指導”
NEWSポストセブン
傷害致死容疑などで逮捕された川村葉音容疑者(20)、八木原亜麻容疑者(20)、(インスタグラムより)
【北海道大学生殺害】交際相手の女子大生を知る人物は「周りの人がいなかったらここまでなってない…」“みんなから尊敬されていた”被害者を悼む声
NEWSポストセブン
医療機関から出てくるNumber_iの平野紫耀と神宮寺勇太
《走り続けた再デビューの1年》Number_i、仕事の間隙を縫って3人揃って医療機関へメンテナンス 徹底した体調管理のもと大忙しの年末へ
女性セブン
チャンネル登録者数が200万人の人気YouTuber【素潜り漁師】マサル
《チャンネル登録者数200万人》YouTuber素潜り漁師マサル、暴行事件受けて知人女性とトラブル「実名と写真を公開」「反社とのつながりを喧伝」
NEWSポストセブン
白鵬(右)の引退試合にも登場した甥のムンフイデレ(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方 弟子のいじめ問題での部屋閉鎖が長引き“期待の甥っ子”ら新弟子候補たちは入門できず宙ぶらりん状態
週刊ポスト
大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
自身のInstagramで離婚を発表した菊川怜
《離婚で好感度ダウンは過去のこと》資産400億円実業家と離婚の菊川怜もバラエティーで脚光浴びるのは確実か ママタレが離婚後も活躍する条件は「経済力と学歴」 
NEWSポストセブン
被告人質問を受けた須藤被告
《タワマンに引越し、ハーレーダビッドソンを購入》須藤早貴被告が“7000万円の役員報酬”で送った浪費生活【紀州のドン・ファン公判】
NEWSポストセブン