今週はJBCの3つの交流G1が京都競馬場で行なわれる。地方競馬場で施行される交流戦は圧倒的にJRA所属馬が強いが、昨年のJBCレディスクラシックでは、地方所属馬のララベルが勝ち、高配当となった。競馬歴40年のライター・東田和美氏が、流し買いとボックス買い、どちらが儲かるかについて考えた。
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勝ったララベルは5番人気で単勝は1120円。2着はJRA所属の4番人気馬で、馬連は上位人気同士の組み合わせにしてはおいしい4290円。しかし3着は8番人気の地方所属馬で、三連単は134万もついた。1~3番人気が4着以下に敗れたためだ。上位人気馬の組み合わせばかり買っていては、こういう僥倖には巡り逢うことができない。
馬連を買う場合、1頭軸を決めて「1=3、1=6、1=7、1=9の4点」といった流し買いか、「1=3、1=8、3=8」といったボックス買いが中心になるだろう。
もちろん流しでも「タテ目もおさえて7=9追加」ということもあれば、2頭を軸にするケースもあるし、流しとボックスを融合させる人もいる。また、どちらで買うか本来レースによって選ぶべきだろうが、基本はボックス派と流し派に分かれるようだ。
人気馬を中心にした場合、どちらが儲かるのか。タラレバで申し訳ないが、4回中山・阪神の全216レースを対象に馬連のボックス買いと流し買いをした場合の結果をくらべてみた。