「風邪はひきません」と豪語するのは“風邪をひかないプロ”のみなさん。共通しているのは「超初期症状」段階で対処していること。今すぐにでも真似できる、“説得力充分な秘策”をご紹介!!
気密性の高い乾燥した機内で働く客室乗務員たちは、どのような対策をしているのだろうか。
「一年を通して『U・T・P(うがい・手洗い・PROJECT/予防)』を合言葉に、乗務後は全員でうがい・手洗いの確認をしています。出発前には、けが予防、免疫力向上のために『1分間体操』や『本気のラジオ体操』と称して、真剣に体を動かしてから乗務しています」(日本航空広報部)
続いては、体が資本のスポーツ選手の風邪予防術。
水泳の瀬戸大也選手の妻で、自身も飛込競技の選手だった馬淵優佳さんが「私が風邪をひいたら、治るまで子供を連れて瀬戸の実家に行くという家庭のルールがあるんです」と“瀬戸家の風邪家訓”をバラエティー番組で披露した。
風邪が大敵な水泳選手の家族の鉄の掟は金メダル級だった! さらに、喉が命のアナウンサーの風邪防止術。
年間を通して、多くのアナウンサーが習慣にしている「鼻うがい」。
正しい方法について、専門医に教えてもらった。
「鼻うがいは、うがいのように元気な人が予防的に毎日やることはすすめていません。人間の鼻は粘液や免疫物質によって、自分で殺菌・加湿をしているので、正常に働いているのにもかかわらず、鼻うがいでそれらを流してしまうのは問題です。
一方、風邪やアレルギー性鼻炎などによる鼻水、鼻づまりなどの症状改善や、乾燥している環境においてはとても有効な方法です。その際、正しい方法で鼻をかむことを必ずセットで行ってください。鼻は片方ずつ、下を向いて、ある程度の強さでかむようにしてください」(ほりクリニック院長・堀雅明さん)
※女性セブン2018年11月22日号