好きになったら抜け出せない、沼のようにどんどん深みにハマっていく様を、最近は“沼落ち”というらしい。好きなことがあるのはいいが、ハマりすぎてお金をつぎ込む人も。海外ドラマの沼にハマってしまった33才会社員女性の実体験を紹介する。
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海外ドラマ好きの私は、CSデジタル放送の契約をして、日本初上陸の話題のドラマを見ています。気に入ったら、Blu-rayディスクの発売と同時に全シリーズをそろえます。
これまででいちばんハマったのがベネディクト・カンバーバッチ(42才)主演の英国ドラマ『シャーロック』。シーズン2がものすごく気になる終わり方をしたのに、シーズン3がなかなか放送されず、なんと、2年間ものブランクが。ついにシーズン3の放送が本国で決定したというニュースを聞いた瞬間、私は渡英を決意。2014年の元日が放送開始日だったので、飛行機代もホテル代もバカ高くて、4泊5日で計50万円近くになっちゃいました。
そのかいあって、放送日はホテルの部屋のテレビで視聴できました。この日を待ちわびていたので放送が始まった瞬間、思わず涙が…。
せっかくなのでシャーロックのゆかりの地を巡り、イギリス旅行も満喫しました。本国で大好きなドラマが見られたことは本当に幸せで、それ以降、好きなドラマの第1回は、本国で見るのが習慣になりました。
※女性セブン2018年11月29日・12月6日号