2018年も残すところ、あとわずか。お金に愛されているお金持ちたちが年末に必ず行うこと、それは一年の成功の御礼を神様に伝えにいくことだ。お金持ちがやっている神社参拝ルールを紹介しよう。
外資系高級ホテルで働き、お金持ちたちの実態を目の当たりにした経験のある、『天国おじい 運とお金に嫌われてたボクが、あっちの世界から教えてもらった人生のいい流れに乗る方法』(ダイヤモンド社)の著者・石川大智さんは、お金持ちたちに共通する参拝時のルールがあることも発見した。
「成功者たちは神様とのつながりを意識しているので、1対1での対話を好みます。だから早朝の静かな環境でひとりで参拝することが多いのです。時間を見つけて毎日のようにお参りする人もいれば、月に1回、春夏秋冬の節目など、人によってさまざまですが、定期的に通うことが大事なのでしょう」
祈る内容にも共通点があるという。
『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)の著者・八木龍平さんはこう話す。
「お金持ちの人たちに話を聞くと、参拝時に神様にすがったりすることはしません。それどころか、依存的に願わない人も多いです。具体的に、“いつまでに○○をかなえてほしい”などと言うのは、いかにも執着心が強く、あまりよくありません。肩の力が抜けているくらいがちょうどいいのです。
神前で決意表明をする、という人も多いですね。映画『男はつらいよ』の渥美清さん(享年68)は、仕事がまったくないときに、都内にある小野照崎神社を参拝し、“たばこをやめるので仕事をください!”と願いました。その後、みごと寅さん役が決まったそうです」
ちなみに、参拝で願う際には、名前と住所を伝える必要があるそうだ。
「“個人の特定”は、神様にとっては重要です。家族の無事を願われても、誰の家族か、神様はわからないのです。だから心の中で、住所と名前を神様にお伝えしましょう。名乗るのは神様への礼儀でもあります」(八木さん)
早速、マイ神社を見つけて、神様に愛されることから始めよう。自然と運気が上がって、お金の巡りがよくなるかもしれない。
※女性セブン2018年11月29日・12月6日号