料理界をリードするのは男性ばかりとは限らない。「カフェ&バル スプラウト」で“愛のひと皿”を振る舞ってくれたのは、女性料理人の笹田仁美さん(38)だ。
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20代半ばの頃に野菜料理専門のカフェに行き、質のいい野菜は甘くて旨みがあって、調理法によっても味が変わることを知りました。
その日から、夕飯は新鮮なサラダがあればお腹がいっぱいになるくらい野菜にハマってしまい、野菜中心の生活に。勉強して野菜ソムリエの資格も取りました。もちろん、今はお肉もお魚もバランス良く食べていますよ(笑い)。
野菜の美味しさを多くの人に伝えたいと考えて、レストランでワインの知識や料理を学び、7年前に念願だった自分のお店をオープンしました。