芸能

小池徹平の“怪演”が話題に 「笑顔の裏の闇」を巧みに表現

小池徹平はキラースマイルに隠された”闇”を表現

 ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)での小池徹平(32)の“怪演”が話題だ。『大恋愛』は11月16日放送の第6話から、第2章に入った。ドラマは、若年性アルツハイマーを患う医師の北澤尚(戸田恵梨香)と、小説家の間宮真司(ムロツヨシ)の10年にわたる純愛物語を描く。2章は尚と真司の新婚生活から始まった。ここで尚と真司の間をかき回すヒールとして登場するのが、尚と同じ病を抱える松尾公平(小池)だ。小池の演技に、SNSでは「ヤバイ」「笑顔が怖すぎる」と、大きな反響を呼んでいる。

 小池の演技について、テレビウォッチャーの吉田潮さんが分析する。

「小池さんは今まで、天然キャラかさわやかな好青年の役どころが多かっただけに、ヒール役とは驚きました。すばらしくかわいらしい笑顔でひどい行いをする姿は、子供が無邪気に虫を踏んだり、羽をむしったりする怖さに似ています。それも確信犯で、無邪気に見える笑顔の裏に大きな闇を抱えていると視聴者に悟らせる巧みさがあります。小池さん自身にクリーンな印象が強かっただけに、余計に不気味さが際立ちます」

 小池演じる松尾は保育士として働いている。小さな子供相手に“キラースマイル”を見せるシーンは“いい人”にしか見えない。

「保育士で子供たちを預かる身でありながら、実は内面に“凶悪性”を持ち合わせている設定はうまい。暴言や暴力を振るうのとは違う、ジワリと背筋が凍るような怖さがあります。小池さんは大病を患って妻にも逃げられ、仕事も失いそうになっている役。悪意に走る人がいてもおかしくない状況の中、小池さんは演技によって“こんな人、実際にいるかもしれない”というリアリティや深みを感じさせています」

 このドラマは当初、連続ドラマでは本格ラブストーリー初出演となるムロなどが話題を呼んでいた。純愛路線を貫くのかと思いきや、2章でガラリと印象が変わった。

関連記事

トピックス

悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン