「この舞台サイコー! 妻夫木サイコー!」。頬を赤らめ、大声で叫ぶ古田新太(53才)の姿を、「あんなに酔えて羨ましいわ」とシラフで見つめていたのは、天海祐希(51才)だった。
この日は野田秀樹(62才)演出の舞台『贋作 桜の森の満開の下』の打ち上げが行われていた。
坂口安吾の小説『桜の森の満開の下』と『夜長姫と耳男』をベースにし、国造りの物語を合わせた壮大な作品で、9月から11月にかけて日本国内だけでなく、フランス・パリでも上演された。
「妻夫木聡さん(37才)や深津絵里さん(45才)ら豪華キャストも話題で、関係者でもチケットが取れないほどの人気でした」(スポーツ紙記者)
11月25日、東京芸術劇場で千秋楽を迎え、舞台関係者が打ち上げに集まったのが、都内の中華料理店だった。
「妻夫木さんをはじめとしたキャスト、スタッフら100人以上が参加。3か月近い舞台だけに、みんな感無量といった様子で、大いに飲み明かしました。古田さんは酩酊していて、途中から何を言っているのかわからないほどでしたが(笑い)、妻夫木さんや深津さんが笑顔で対応していたのは微笑ましかったですね」(舞台関係者)
一方、スタートから変わらない様子でスタッフらに気を使っていたのが天海。
「ほとんどお酒は飲んでいなかったようでした。天海さんの会話の中心はずっと筋肉(笑い)。最近、筋トレにハマっているらしく、“人間としても女優としても長生きするには筋肉が大事”と熱く語っていました」(別の舞台関係者)
天海の筋トレ好きは有名だという。
先日出演したバラエティー番組『マルコポロリ』(10月9日放送・関西テレビ)でも、独身生活が長いことをふまえ、〈もう、婚活より筋活。お姉さん、婚活なんて! 筋肉、筋肉。筋肉があなたを救う! 男は裏切るけど筋肉は裏切らないよ!〉と熱弁していた。
「打ち上げでは、同じ独身の深津さんにも筋トレの重要さを語っていたようです。スタートは午後8時頃で、翌2時ぐらいに古田さんや妻夫木さんたちが帰り始めたのですが、天海さんは最後の方まで残っていました。たぶん3時ぐらいまではいたんじゃないかな(笑い)」
以前、映画の公開イベントで「結婚する気は、1ミクロンもありません!」と“生涯独身”を宣言した天海。人生の伴侶は筋肉か。
※女性セブン2018年12月20日号