年賀はがきの発行枚数は年々減少し、もはや年賀状を全く出さないという人も少なくない。その一方で、仕事の関係などで年賀状を出さなくてはならないという人もいるだろう。しかしながら、宛名を書いたり、デザインをしたりなど、年賀状の準備は何かと煩わしく、ついつい後回しにしてしまいがちだ。
そんななか、スマホアプリを使って、お年玉付年賀はがきを無料で作って送れる方法がある。そのアプリとは、「ウォンテッドリー ピープル(Wantedly People)」だ。
スマホで撮影した名刺をデータ化して管理する無料アプリで、このアプリでデータを登録しておけば、先着5万枚まで無料で年賀はがきを作成し、投かんを代行してくれる。
「利用していただくには、アプリをダウンロードして名刺を撮影し、連絡先を登録する必要があります。もともとはビジネス向けのサービスですが、もちろんママ友用の名刺でもOK。年賀状デザインを作成後、選択した相手に住所確認メールを送り、確認が完了すれば年賀状をこちらで投かんします」(広報・小山恵蓮さん)
現在約1万5000枚が申し込み済みというから、急いだ方がよさそうだ。
その一方で、1枚あたり140円の費用(はがき62円+印刷費78円)がかかるが、デザイン作成も宛名書きも不要でお年玉付年賀はがきを送れる方法がある。それが、日本郵便のLINE公式アカウント「郵便局[ぽすくま]」を活用する方法だ。これなら、住所を知らない相手にも送れるという。
「無料の年賀状作成ソフトやアプリはいろいろありますが、デザインを選んで作成するのに時間も手間もかかります。これなら写真を1枚選んで送るだけ。デザインも宛名書きも発送も自動でやってくれます。スマホだけでできるのでプリンタも必要ありません」(ITジャーナリスト・高橋暁子さん)
利用登録すれば、年賀はがきの作成以外にも、荷物の追跡や再配達、集荷の申し込みなどもできる。
※女性セブン2018年12月20日号