昨今空前のサウナブームが到来している。今年から「サウナシュラン」なるアワードも生まれ、日本全国のサウナー(サウナ愛好家)たちが各店舗を格付けし合うほどの白熱ぶりだ。
そんななか、「サウナシュラン」にランクインしない、ある意味「別格」としてサウナーから一目置かれている施設がある。それが東京・六本木の「X」だ。
芸能界にもこの「X」の愛好家は多い。2012年にTOKIOの松岡昌宏(41才)が脱水症状で倒れたのも「X」。そして、彼を介抱したのが、たまたまサウナに居合わせた吉川晃司(53才)だった。スター同士の触れ合いが日常茶飯事なのは、このサウナならでは。
「ぼくがよく見かけるのはオリエンタルラジオの藤森慎吾(35才)かな。以前は週に3~4回ほど来てたけど、最近は頻度が減ってきた。逆によく見かけるようになったのはDA PUMPのISSA(40才)。
彼はSNSでサウナーアピールをしてるけど、ぼくが見る限りサウナに入るより、湯船でスマホをいじってることが多いイメージです。水風呂も苦手なようで入っているところを見たことがない。やっぱりサウナは、水風呂と交互に入ってなんぼだと思うけど」(Aさん)
今年は『U.S.A.』が大ヒット、年末の紅白にも16年ぶりに出演するなど、まさに当たり年だったISSA。しかし、常連サウナーから見ればまだまだサウナ“素人”といったところのようだ。
「水風呂が苦手」という有名人は他にもいる。
ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で好演中の松田龍平(35才)だ。
「2回ほど松田龍平を見かけたけど、父・松田優作の遺伝子をしっかり受け継いでいるからなのか、細くてスタイルがすごくいいのでびっくりしました。でも、水風呂が苦手なようで、サウナと湯船を往復していたよ」(常連客のAさん)
意外な常連客もいる。
「リオ五輪銀メダリストの陸上選手、ケンブリッジ飛鳥(25才)の肉体には驚きました。筋肉隆々で一切のぜい肉がなく、彫刻のような体でしたから。深夜に伊集院光(51才)も何度か見かけたことがあります。かつてはデブキャラでしたが、今はすっかりやせていて、それはそれで驚きました」(常連客のBさん)
最後に、こんなトップアイドルの目撃情報も。
「サウナに入ったら嵐の相葉雅紀くん(35才)が1人で苦悶の表情を浮かべ、ひっそりと熱さに耐えていたときはさすがにびっくりしました。でも、ぼくがちらちら見ているとこちらの気配に気づいたのか、タオルで肌をさっと隠してすぐ出ていかれてしまって。申し訳ないことをしたなと後悔しています。でも、きれいな体をしていて、友人たちと“おれらも鍛えないとなぁ”と反省しました(笑い)」(常連客のCさん)
このように、「有名人の生まれたままの姿を見られる」のがこのサウナの醍醐味。しかし、サウナでは、むやみに話しかけたりせず、互いの“ひとりの空間”を尊重するのがルールのようだ。
※女性セブン2019年1月1日号