女子アナにとって年末年始の看板番組に出演できるかどうかはこの1年の活躍が認められた晴れ舞台であると同時に、新年の“顔”になれるかどうかの大勝負。4年連続で年間視聴率三冠に輝いた絶対王者・日本テレビ。『世界の果てまでイッテQ!』の“やらせ騒動”で逆風が懸念されるなか、この年末年始は新人の岩田絵里奈アナ(23)を重用する。日テレ関係者はこう語る。
「『世界まる見え!テレビ特捜部』でビートたけし、所ジョージから“英才教育”を受け、年末特番では『クラブワールドカップ』で明石家さんまと組む。元日も朝5時50分から恒例の『新春シューイチ ネンイチ』に出演するなど、水卜麻美アナ(31)並みのラブコールを受けている。アナウンス力はまだまだですが、機転が利くため制作スタッフ評価は高い。
一方、岩田の同期入社で、乃木坂46出身として話題をさらった市來玲奈アナ(22)は『行列のできる法律相談所』のスペシャルのみ。同期との差を見て、どう奮起するか」
NHKから日テレに“移籍”した『news zero』MCの有働由美子アナは年末年始も日テレの特番『平成ニッポンの瞬間映像30』(12月28日)、元日は『TOKIO×嵐』に出演する。
「局期待の若手vsフリーなりたてのベテラン」の構図にも注目だ。
※週刊ポスト2019年1月1・4日号