イルミネーションで着飾った街を行き交う人々は、白い息を吐きながら、街のあちこちにあるクリスマスツリーを見上げていた。米ニューヨーク、マンハッタン。この時期、世界で最も華やかになるその場所で、秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)の婚約内定者、小室圭さん(27才)は留学生活を送っている。
小室さんが通うフォーダム大学ロースクールもクリスマス休暇を迎える。米国留学中の学生の多くは、12月中旬の期末試験を終えると、故郷で年を越すため帰国するという。
さて、小室さんは帰ってくるのか──それは皇室記者たちの大きな関心事だ。
「帰国すれば空港には警備態勢が敷かれ、神奈川県横浜市の自宅マンションへの帰り道にもSPの私服警官がつきます。小室さんの留学後、空っぽになった自宅前のポリスボックスにも再び制服の警官が立つことになるでしょう。秘密裏に帰国することはできず、小室さんの周辺には絶えず物々しい空気が漂います。天皇皇后両陛下が今のお立場で過ごす最後の年越しです。静謐な空気の中でお過ごしいただきたいところなのですが…」(皇室記者)
平成最後の1年間は、眞子さまの結婚問題に揺れた。2017年5月、NHKが眞子さまの婚約を報じると、9月にはおふたりそろっての婚約内定会見が開かれた。ところが、12月に小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが噴出すると、2018年2月に「結婚行事の2年延期」が発表された。
8月には小室さんが3年間の米国留学に発った。「プリンセス・マコのフィアンセ」と大学のホームページで紹介されると、「年間約700万円の学費が免除されたのは、“天皇の孫の結婚相手” という立場をアピールしたからだ」と、小室さんに皇室利用の批判が巻き起こった。
《いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません》
秋篠宮さまは11月末の誕生日会見で、そう明言された。
「小室さんの留学先の大学は年末年始の休みが少ないので、帰国する余裕はないのではないかといわれています。もし帰国しても、秋篠宮ご夫妻がお会いになることはないそうです。金銭トラブルについての小室さんの説明不足には、秋篠宮さまは強い不信感をお持ちだそうです。美智子さまが『これはもう眞子本人が気づいて、決めるしかないこと』だと静観されている中で、秋篠宮さまが今、お会いになる理由はありません」(皇室ジャーナリスト)
誕生日会見に同席された紀子さまは《家族として非常に難しい状況の中にあります》と述べられた。
◆秋篠宮家の“異変”
12月13日から3日間、宮内庁職員や皇族方の作品が展示される、宮内庁の「文化祭」が、一般には非公開で行われた。その中で、秋篠宮家の“異変”が感じられたという。