2017年5月、NHKが眞子さま(27才)と小室圭さん(27才)との婚約を報じると、9月にはおふたりそろっての婚約内定会見が開かれた。ところが、12月に小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが報じられると、2018年2月に「結婚行事の2年延期」が発表された。
眞子さまの結婚の意思が揺るがない中で、皇室手動で発表された「乾坤行事の2年延期」。この状況で、秋篠宮家から小室家に結婚について何らかの具体的なアクションを起こすことは考えにくい。
「だからこそ、秋篠宮家としては、小室家側が結婚辞退を申し出るのを待つばかりです。それが、秋篠宮家が描くシナリオ。秋篠宮さまの誕生日会見での発言は、小室家への切実な辞退勧告だったとみる向きが多い」(皇室ジャーナリスト)
あくまで小室家が納得した上での破談が望ましいわけだ。ただ、皇室の周囲が懸念しているのが、「眞子さまの心が結婚から離れた時」だ。
「眞子さまのお気持ちを尊重される秋篠宮さまが、小室家に破談を申し入れるのではないでしょうか。本来ならば宮内庁が間に入って“穏便”に調整するべきでしょうが、誕生日会見で秋篠宮さまが宮内庁長官への不満を強い言葉で訴えられたことで、秋篠宮家と宮内庁の間に微妙な空気が流れています。わだかまりを持った宮内庁が、親身になって秋篠宮家のために動くでしょうか。破談となれば、秋篠宮さまは親しい知人などの独自のルートで、破談に向けて動かれるでしょう」(皇室記者)
とはいえ、小室さんも佳代さんも、決して法に触れることをしたわけでも、眞子さまを直接的に裏切る行為をしたわけでもない。家族が金銭トラブルを抱えていることが、皇族の嫁ぎ先にとって芳しくないという見方はわかるが、秋篠宮家が事前に把握しておけば済んだことだと言われれば、それまでだ。
かつて佳代さんは、元婚約者から婚約解消を持ちかけられ、借金の返済を求められた話し合いの場に、次のような手紙を用意して臨んでいた。
《小室佳代は理由も告げられない一方的破棄により精神的に傷を負っております。それに対し謝罪もそれに対する保証もない状態でこのような請求を受けることについては納得出来ません》(原文ママ)
その時と同じように、「婚約の一方的破棄による精神的な傷」という理屈で、「謝罪と今後の生活を保障してほしい」と要求する、つまり金銭的な解決を求めることも充分に考えられるだろう。
「金銭のやり取りは、皇族にとってかなりハードルが高いのは間違いありません。なにしろ、皇族のお金の原資は税金なので、表立って支出することは国民の理解が得られず、考えられません。あくまで代理人を立てて、水面下で処理される形になるでしょう」(前出・皇室記者)
※女性セブン2019年1月3・10日号