話題のトピックスを名曲に乗せて歌いあげる”あるある”ネタや、モノマネで人気のレイザーラモンRG(44才、以下RG)。今年は、髪の毛を剃ってその髪形を再現した細川たかしや、日本ボクシング連盟の山根明元会長のモノマネで大いに注目を集めた。その”攻め”の姿勢について、RGが熱く語った。
――モノマネをする人選はどうやって決めている?
RG:実は、似てる似てないはどうでもよくて、芸人の先輩たちに「そうきたか!」と思われたい一心なんです。少し前ですが、(千原)ジュニアさんから電話がかかってきて、「あれやったほうがいいんじゃないの?」と言われたのが、『バイキング』(フジテレビ系)に出演しているサンケイスポーツ芸能担当の森岡真一郎記者。すぐにテレビでやりました。
日本ボクシング連盟山根明元会長も、「モノマネやってええんかな、やばい人ちゃうかな」と世間が思っていたときにしたくなる。ある意味、ぼくは病気かもしれませんね。ギリギリを攻めるのが気持ちいい(笑い)。
当時、騒動が報じられて2日目くらいでワイドショーがそれ一色になったので、これはやるしかないと。バスツアーのような仕事があったので、そこにぶち込みました。お客さんが写真を撮ってくれて、SNSで拡散されました。
――モノマネをするのに、どれくらい時間をかける?
RG:かけません。まず、やる。モノマネのクオリティを上げるのは、そのあとです。山根元会長の場合は、サングラスはもっと青い方がいいなとか、シャツはもうちょっとピンクがかったものだとか、しゃべり方を研究するとか。すぐにやることによって、“マーキング”することにこだわっています。
山根元会長をマネるポイントは、白髪なので白くなるワックスを使っています。サングラスも、あの薄い青色とか、薄い茶色とか、10個くらい買い直しました。
――山根元会長のマネをしたときの反響は?
RG:「早い、さすが」「大丈夫かRG消されるぞ」とか。それが嬉しい。山根元会長のモノマネをして、消された、殴られたでも話題になりますから。
――モノマネは、常にギリギリのラインを狙っているんですね。