2018年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2018年の「重大ニュース」を厳選した。
ここでは【スポーツ】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
●スポーツ編1~3位
【1位】
■斎藤佑樹に吉田輝星への期待を聞くと「まだ僕の契約が…」(11月)
「斎藤投手、記事では『鎌ヶ谷の番人』などと失礼な書かれ方をしていますが、すっかり週刊ポストの日ハム関連取材では斎藤選手に聞きに行くのが定番となっています。過去には清宮幸太郎について聞きに行ったら『えっ!? 僕の話を聞きにきたんじゃないの?』と仰天されたこともありました。それでも取材を受けていただける斎藤選手には感謝です」
【2位】
■セネガル戦で半端ないヘディングした日本人サポーターの正体(6月)
「日本が決勝トーナメントに出場したサッカーW杯ロシア大会の日本vsセネガル戦で全世界に中継され、客席に飛んできたボールに見事なヘディングを決め、世界的に話題となったお笑いコンビ・カカロニの菅谷直弘のことです。ピコ太郎の時もそうでしたが、日本人がネットで人気者になると少し嬉しくなりますよね。カカロニはせっかく有名になったのだから、M-1優勝、みたいなオチをつけてほしかったです」
【3位】
■清原和博氏「使ってない!」 歌舞伎町でパトカー連行目撃証言(9月)
「あの大男が歌舞伎町で警官に囲まれ『使ってない!』と叫んで連行される、なんて事態になったわけですが、ネット上では『まだ歌舞伎町をうろうろしていたのか』と清原氏の行動に疑問を抱く声も少なくなかったです。結果的に無実ではありましたが、『清原氏と歌舞伎町』という組み合わせは読者には『もしや……』という感覚を抱かせてしまったようです」
●以下、4~10位
■金田正一氏がG山口俊に激怒、「ワシに恥をかかせよって!」(5月)
■小田幸平氏が日本シリーズ予想「強肩捕手がカープ封じ込め」(10月)
■「95本塁打」報道の阪神ロサリオ「ラミレス凌ぐ」との評価(3月)
■横浜DeNA 若手選手「動画出演騒動」のてんやわんや(11月)