2019年にはアジア初となるラグビーワールドカップ2019が日本各地で開催され、2020年の東京オリンピック・パラリンピックも残すところ約1年半。スポーツ人気とともに、選手たちのメダル獲得数も伸びている。
谷亮子、吉田沙保里など、連覇を果たす選手が多かったのが平成、夏のオリンピックの特徴だ。マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんもこう語る。
「日本の“スポーツ力”は明らかにアップしています。大会ごとにメダルの獲得数が増加傾向にあるのは、選手の頑張りに加え、東京五輪に向けて気運を盛り上げようという関係者の努力の賜だ」
「平成」もいよいよ残り4か月。特別な思いを抱いている人も多い中、30年間の夏季オリンピックのメダル数をランキングにして振り返ってみよう。
【1位】41個/リオデジャネイロ(2016年)
吉田沙保里4連覇ならず。男子リレー日本新記録で銀。
【2位】38個/ロンドン(2012年)
吉田沙保里3大会連続金。内村航平個人総合金。
【3位】37個/アテネ(2004年)
柔道女子48kg級で谷亮子が2大会連続の金メダル。
【4位】25個/北京(2008年)
北島康介100m、200m平泳ぎで金。「何も言えねぇ」。
【5位】22個/バルセロナ(1992年)
200m平泳ぎで14才の岩崎恭子が競泳史上最年少で金獲得。
※女性セブン2019年1月3・10日号