大晦日の昼下がり、複数の金融機関のATMを回る河野景子さん(54才)の姿があった。時折、スマホで誰かと連絡を取りながら笑顔を浮かべる。大通りに出てサングラスを外すと、「景子さんじゃない?」とささやく周囲の声も気に留めない。足取りは軽快、そして表情には余裕さえ感じさせた。
この日の景子さんは、ゆったりとしたワンピースにショールを巻いて、顔を隠すかのようにサングラスをかけた出で立ち。手には小ぶりなトートバッグを持って、金融機関を回っていた。その左手薬指には、もう指輪は光っていないが、その姿には悲壮感はなく優雅なムードが漂っていた。
昨年10月、23年間の結婚生活にピリオドを打った元貴乃花親方(46才)と景子さん。離婚の最大の原因とされるのは長男の優一(23才)だ。
靴職人を名乗りながらタレント活動に手を広げ、靴の納期トラブルやスピード離婚で世を騒がせる優一に対し、貴乃花は激怒。息子を擁護する景子さんにも貴乃花は不満を募らせ、夫婦仲は険悪になっていった。
昨年12月28日夜、『バイキング・ザ・ゴールデン』(フジテレビ系)に出演した景子さんは、離婚について初告白。MCの坂上忍(51才)から離婚について尋ねられると、円満離婚を強調した。芸能界復帰についても否定せず、人生の再出発についても「河野景子としてもう一度やり始めるわけですから、ちょっと不安もありつつ、楽しみもあります」と希望を語った。