「子(ねずみ)」から始まる十二支の最後を締める「亥(いのしし)」。再び「子」へバトンを繋ぐ重要な役割を果たす「亥」は、その威風堂々とした雰囲気から、風水では「無病息災」「一生食べるのに困らない」といわれる縁起のいい動物である。2019年は、そんな「いのしし」と縁の深い開運神社で初詣をして運気をアップさせてみてはいかがでしょうか? 願い事に猪突猛進できるはず!!
■護王神社
【住所】京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
【拝観時間】9~17時
平安京の建都に貢献した和気清麻呂公を祀る神社。清麻呂公が刺客に狙われた際、「神の使い」である猪が300頭も現れて守ったとされる伝説があり、同神社は別名「いのしし神社」と呼ばれ、狛犬の代わりに狛猪を建てている。その際、立つことができないほどの大けがを足に負った清麻呂公だったが、その後その痛みが消えたことから、“足腰の守護神”ともいわれている。
■建仁寺塔頭(けんにんじたっちゅう) 禅居庵 摩利支天堂
【住所】京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町146
【拝観時間】9~17時
鎌倉時代後期、小笠原貞宗が開いた臨済宗建仁寺派の塔頭寺院。境内に祀られている摩利支天像が7頭の猪を従えていることから、多くの狛猪が建てられ、古来より開運勝利のご利益があるとされている。戦国武将・前田利家は兜の中に摩利支天の小さい像を入れて出陣したといわれている。
※女性セブン2019年1月17・24日号