芸能

声優・下野紘 憧れの声優・中尾隆聖に「抱かれてもいい!」

人気声優・下野紘の素顔に迫る

 全身黒のスタイリッシュないでたち。パーカの胸元には、『I’m sexy』の文字が。「なんでこの衣装を選んだんですか!?」と困惑ぎみのマネジャーに、「これがいいと思ったの」と飄々と答える声優・下野紘(38才)。お茶目な一面がのぞけた。

 2010年に発売されてからメディアミックス展開を広げる恋愛アドベンチャーゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』で、俺様キャラの来栖翔を演じたことで、ファン層が広がった。

「ありがたいことに、小・中・高校生から50、60代まで、幅広い年代のかたからファンレターをいただきます。50代のかたからのお手紙には「私みたいな年齢でも、若い子に交じって下野さんを応援していていいのでしょうか?」なんて書かれていることもありましたが、大歓迎です!」(下野・以下同)

 ファンレターは、遠く海外からも。

「近年、日本の声優人気はブラジルが熱いようです(笑い)。熱心な手紙が多くて、「にほんご、あってますか?」なんて書かれた手紙が届くと、感動します。

 先日、初めて上海でファンミーティングをさせていただいたのですが、現地の司会者が日本語で、『下野さんといえば、から揚げ好きで有名ですが…』と言った瞬間、会場が爆笑に包まれました。ぼくのから揚げ好きを皆さん知ってくれていたのがすごくうれしい。それにぼくがしゃべったことを、通訳される前に理解して反応してくれたことも、本当に驚きました」

 憧れの声優について尋ねると、照れ笑いを浮かべながら、ばいきんまん役の中尾隆聖(67才)の名を挙げた。

「ある時、仕事で一緒になって、帰り際に隆聖さんを飲みにお誘いしたら、『今日は車で来ているし予定があるから』と断られてしまったんです。でも次に会った時に、『今日は下野が誘ってくれると思ったから、車も置いてきたし、予定も入れてないよ。行こっか』と。そう言われた瞬間に、『抱かれてもいい!』と思いました(笑い)」

 そう話しながら、この日差し入れた「からあげクン」を、満面の笑みでもぐもぐ。一切演技なしの無防備な姿が、実にsexy!

■もっと知りたい!ひろたん

──リフレッシュ方法は?
「寝る・食べる・風呂で湯船につかる! 湯船につかりながらオカルト本を読むこと」

──得意料理は?
「鶏肉のソテー。豚汁やみそ汁も作ります」

──女性のどんな仕草にキュンとくる?
「笑顔。それと、ぼーっとしていた女性が、急に声をかけられて笑った姿にギャップ萌えします」

【プロフィール】
4月21日生まれ。東京都出身。本人主催のトークイベントや、写真集、DVDをリリースするなど、声優以外にも活躍の場を広げる。2019年春公開予定の『クロノス・ジョウンターの伝説』で実写映画初主演を務める。

※女性セブン2019年1月17・24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン