3月に放送されるドラマ『浮世の画家』(NHKBS 8K)に主演し、5月には『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、『名探偵ピカチュウ』と2本のハリウッド映画に出演。夏には主演ミュージカル『王様と私』の凱旋公演と、年男の渡辺謙(59才)は今年も忙しい。現在も映画の撮影、真っただ中だ。
「福島第一原発事故を描いた『Fukushima50』の撮影中で、昨年11月にクランクインして以降、地方でもロケを行っています。緊迫するシーンも多いのですが、カメラが回っていない時は、共演する佐藤浩市さん(58才)らと楽しそうに話をしています」(映画関係者)
渡辺が演じるのは事故を起こした原発の所長。一刻の猶予も許されないなかで、判断を迫られる役だ。
「謙さんは、都内スタジオで撮影の時は自分の運転で現場入りしています。どうやら最近、都内のマンションで独り暮らしをしているそうです」(前出・映画関係者)
渡辺は、日本滞在中は長野・軽井沢にある別荘で生活していたはず。その別荘の土地は約1000坪で、そこに300平方メートルほどの邸宅が建ち、南果歩(55才)との離婚の際も、手放さなかったほどのお気に入りだったのだが…。
「別に引っ越したわけではないですよ。連日、都内で撮影があるため、わざわざ軽井沢から出てくるのも時間がかかるので、都内のマンションを“仮住まい”にしているそうです。ただ、別荘と比べると、ランクはかなり違います」(渡辺の知人)
そのマンションは都心部から外れた住宅地にある。大通り沿いに面し、最寄り駅からは徒歩15分ほどの場所。見た目は普通の10階建てのマンションだ。
「そこは、ウイークリーマンションとして貸し出している物件です。1日の賃料は1万円ちょっと。家具や家電、食器などはすべてそろっているので、短期滞在に便利のようです。以前は娘の杏さん(32才)の自宅に泊まることもよくありましたが、撮影となると頻度も高く、父親としては気を使ったのでしょう」(前出・渡辺の知人)
仮住まいとはいえ、世界のケン・ワタナベの滞在先がウイークリーマンションとは、似つかわしくない気もするが…。
「部屋は1Kで広さは23平方メートルほど。たしかにリーズナブルだが、ビッグスターが住むには狭い。いろいろとお金がかかりますから、倹約しているのでしょう。ただ、撮影が休みの日はジュエリーデザイナーの恋人が暮らす軽井沢の別荘に帰っていますし、都内の部屋では寝るだけなので手狭でも充分なのでしょう」(芸能関係者)
世界的な俳優の質素な“単身赴任”。逆に好感度が上がるかも。
※女性セブン2019年2月7日号