阪神大震災、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨など、災害が続いた平成の時代。そうした報道で耳にしたのは、「義援金」や「支援金」という言葉。
よく耳にしてきたが、「義援金」や「支援金」、その違いは何だろう。山下汐里弁護士はこう意味を述べる。
「『義援金』は、被災地などにお悔みや応援の気持ちを込めて贈るお金です。被災者の数など正確な情報を把握した後に分配されるので、被災者の手元にお金が届くまでには時間がかかりますが、その分、公平・平等に分配され、被災者への直接的な支援となります。
一方、『支援金』は、応援したい団体に寄付し、その活動に役立ててもらうためのもので、使い道はその団体に任せることになります。なので、多くの支援団体は結果報告などによって透明性の確保に努めています」
※女性セブン2019年2月7日号