ゴルフのラウンドを自身の年齢以下のスコアで回る「エージシューター」は多数いるが、熊本県に住む植杉乾蔵氏は、なんと95歳で過去1472回ものエージシュートを達成した。スゴ腕シニアゴルファーのラウンド生活を聞いた。
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ゴルフには、55歳で退職してからのめり込みました。60歳までは100を叩くこともありましたが、ゴルフというのは還暦を過ぎてからでも上達するのですね。ベストスコア70を出したのは79歳の時ですから。
3年前に肺炎を患い、2年前には墓参りで転倒した人に巻き込まれて腰の腸骨を骨折。ドライバーの飛距離も肺炎前に230ヤードあったのが、140ヤードまで落ちてしまいました。
それでもようやくゴルフができるまでに回復して、昨年4月に人生6回目のホールインワン。保険会社の方が「94歳でホールインワンを申請された方は初めてです」と笑っとりました。エージシュートも7月、8月、9月と達成しました。