国民的アイドルグループ・嵐の突然の活動休止発表。彼らは円満な決断だったと主張するが、そこに至るまでの経緯には釈然としない部分も少なくない。実は昨年秋頃から、嵐の周辺は急激に騒がしくなり、本誌・女性セブンは“解散説”を掴んでいた。その中心にいた意外なメンバーの存在。何が彼らを駆り立てたのか──。
異様なほど早い帰宅だった。1月27日夜8時、嵐の5人は揃って約1時間15分にわたり、大きな決断に至った経緯を丁寧に説明していた。その会見が終わるや移動車に乗り込むと、感慨にふける間もなく急ぎ足で自宅に引き揚げていったメンバーがいた。二宮和也(35才)だ。
この会見では、活動休止はリーダーである大野智(38才)が提案し、そこから1年かけて5人で熟考を重ねた結果にたどり着いた結論であると明かされていた。
確かに“種”をまいたのは、大野だったのかもしれない。しかし、その種に火をつけたのは二宮だった。昨年春、二宮はジャニーズ事務所幹部に詰め寄ったという。「自分は、嵐も事務所も辞める覚悟がある」と──。
◆相葉は活動休止に反対の立場だった
会見によれば、活動休止に至るストーリーは、2017年6月16日、大阪ドームコンサート前日に大野が「自由な生活をしたい」と4人に相談するところから始まっている。
このタイミングは、嵐がそれまでにない環境に置かれていた時期だった。立て続けに嵐のメンバーは熱愛報道に見舞われていたのだ。
2016年6月、本誌が二宮の自宅に通うフリーアナウンサーのAさんの姿をキャッチし報じると、2016年末には松本潤(35才)と葵つかさ(28才)との交際が、2017年2月には櫻井翔(37才)とテレビ朝日の小川彩佳アナ(33才)の密会が報じられた。
ごく短期間に、次々と明かされたメンバーの恋。それまでも恋愛スキャンダルが報じられたことはあったが、一連の報道のハレーションはこれまでにないものだった。
「どの彼女も激しい批判にさらされました。メンバーたちも30代半ばですから、結婚してもおかしくない年齢ですが、ファンのショックや反応はあまりに大きく、メンバーも怯む(ひるむ)ほどだったようです。大野さんも自身の苦い経験があるだけにハレーションを目の当たりにして考えるところがあったんでしょう」(芸能関係者)