国内

アセクシャル、ノンセクシャルとは… セクマイ関連用語解説

2018年5月『東京レインボープライド2018』には約700人が参加した(時事通信フォト)

「LGBT」という言葉の普及とともに、メディアでもセクシャルマイノリティー(セクマイ)にスポットが当たる機会が増えた。そしてそこには、異性愛や同性愛だけでは語れない多様な恋愛観、セクシャリティーが存在している。

 そこで、セクシャルマイノリティーに関係する、様々な基本用語を解説する。

『LGBT』
 L=レズビアン。女性同性愛者。G=ゲイ。男性同性愛者。B=バイセクシャル。両性愛者。T=トランスジェンダー。出生時に決められた性別と異なる生き方をしている人。

『アセクシャル』
 他者に性的に惹かれることがない人の総称。無性愛者。海外では主にこの定義が使われることが多いが、日本では恋愛的感情を持たない(=アロマンティック)ことをアセクシャルと呼ぶこともある。

『デミセクシャル』
 基本的に他者に性的に惹かれることはないが、深い愛情や友情などのつながりを感じた場合にのみ、性的に惹かれる人。

『アロマンティック』
 他者に恋愛的に惹かれることがない人。対義語は『ロマンティック』。

『ノンセクシャル』
 ロマンティック・アセクシャルを表す日本独自の言い方。他者に恋愛的な感情は抱くが、性的欲求を持たない。非性愛者とも呼ばれる。

『パンセクシャル』
 全性愛者。性別にかかわらず、他者に対して性的にも恋愛的にも惹かれることがある人。

『Xジェンダー』
 出生時に決められた性別に関係なく、男性でも女性でもないと自認する人のこと。性別がない『無性』、男女両方ある『両性』、男女の中間『中性』など認識の仕方はさまざま。

『ヘテロセクシャル』
 異性愛者。

『シスジェンダー』
 体の性と自認している性が一致している人。

※女性セブン2019年2月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の母・加代子さん(左)と妻・真美子さん(右)
《真美子さんの“スマホ機種”に注目》大谷翔平が信頼する新妻の「母・加代子さんと同じ金銭感覚」
NEWSポストセブン
トルコ国籍で日本で育ったクルド人、ハスギュル・アッバス被告(SNSより)
【女子中学生と12歳少女に性的暴行】「俺の女もヤられた。あいつだけは許さない…」 執行猶予判決後に再び少女への性犯罪で逮捕・公判中のクルド人・ハスギュル・アッバス被告(21)の蛮行の数々
NEWSポストセブン
二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【スクープ】二階俊博・元自民党幹事長の三男・伸康氏が年下30代女性と不倫旅行 直撃に「お付き合いさせていただいている」と認める
NEWSポストセブン
雅子さまにとっての新たな1年が始まった(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
《雅子さま、誕生日文書の遅延が常態化》“丁寧すぎる”姿勢が裏目に 混乱を放置している周囲の責任も
女性セブン
M-1王者であり、今春に2度目の上方漫才大賞を受賞したお笑いコンビ・笑い飯(撮影/山口京和)
【「笑い飯」インタビュー】2度目の上方漫才大賞は「一応、ねらってはいた」 西田幸治は50歳になり「歯が3本なくなりました」
NEWSポストセブン
司忍組長も姿を見せた事始め式に密着した
《山口組「事始め」に異変》緊迫の恒例行事で「高山若頭の姿見えない…!」館内からは女性の声が聞こえ…納会では恒例のカラオケ大会も
NEWSポストセブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
田村瑠奈被告(30)が抱えていた“身体改造”願望「スネークタンにしたい」「タトゥーを入れたい」母親の困惑【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
「好きな女性アナウンサーランキング2024」でTBS初の1位に輝いた田村真子アナ(田村真子のInstagramより)
《好きな女性アナにランクイン》田村真子、江藤愛の2トップに若手も続々成長!なぜTBS女性アナは令和に躍進したのか
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン