1月27日、ファンクラブサイトにて、嵐が2020年12月31日をもって活動休止することを発表した。同日夜に5人揃っての記者会見を開催、リーダー・大野智(38才)が2017年6月頃に「自由な生活をしたい」とメンバー4人に相談したことを発端に、スタッフも含めて何度も話し合い、その結果として2020年で活動休止という結論に至ったと説明した。
会見の最後で櫻井翔(37才)が述べたように、難しい時期を乗り越えて、嵐は「今がいちばん仲がいい」状態になったという。
もともと嵐は5人でカラオケに行ったり、誕生日にプレゼントを贈り合うなどの関係性が知られていたが、近年はますます濃密さが増した。芸能関係者の話。
「2年ほど前、たまたま新幹線のグリーン車で嵐のメンバーと遭遇しました。普通のアイドルグループなら別々の席が当たり前ですが、嵐のメンバーは横並びで仲よく座っていたので“本当に仲がいいんだな”と驚きました。テレビ局で他のメンバーとも仕事をしているスタッフを見かけると“うちの〇〇がお世話になっています”と頭を下げるのも、嵐ならではの光景です」
以前は仕事に対するスタンスの違いから口をきかない時期もあったという松本潤(35才)と二宮和也(35才)。2人の関係にも変化が生まれ、昨年、本誌・女性セブンは2人が東京・西麻布で飲んでいたのを目撃している。さらに、水と油といわれた櫻井と松本もまた今では、すっかり混じり合っている。
「今や櫻井くんのインテリキャラはネタになっていて、櫻井くんが何か言うと、松潤らが“慶應出身だからって偉そうなこと言ってんじゃねえよ”とツッコみ、櫻井くんが“しょうがないじゃん、実際に慶應なんだから”と口をとがらせて反論するのが“お約束”だそう」(テレビ局関係者)
まるで兄弟のように関係が深まったメンバーもいる。
「相葉(雅紀)くん(36才)とニノは相思相愛で、相葉くんが後輩と飲んでいる時にニノがフラッと合流することもしばしば。店を出た後はニノの家に行って飲み直すことが多いそうです」(スポーツ紙記者)
かつては嵐における“潤滑油”としてメンバー同士の人間関係を調整することも多かったという大野智(38才)と相葉は、さらなる“嵐愛”をメンバーに与えた。
「2009年の10周年ライブの打ち上げ後、大野くんと相葉くんはホテルの部屋でサシ飲みして“嵐でよかった”と号泣しました。この話を聞いた残りのメンバーは一瞬引きながらも、“本当に嵐でよかった”との思いを強くしたそうです」(別のテレビ局関係者)
今回の決断も20年にわたる友情のなせるわざだろう。「過去最大の絆」が見られるのもあと2年だ。
※女性セブン2019年2月14日号