「キングオブコント2017」で準優勝し、一気にブレイクしたお笑いコンビ『にゃんこスター』。華麗に“リズム縄跳び”をする姿も話題となったアンゴラ村長(24)が、意外な転身をしているらしい。IT業界関係者がこう明かす。「実は、アンゴラ村長がVチューバーの“中の人”を始めたようなんです」──どういうことか。
近年、子供が「将来つきたい職業」のアンケートで上位にランクインすることが多いユーチューバー。中でも最近大きなブームになっているのがVチューバー(Vtuber)だ。
Vチューバーとは「バーチャルユーチューバー」の略で、実在する人物がそのまま動画に登場するのではなく、アバターと呼ばれるキャラクターに扮して動画を配信する人たちのこと。配信者がスマートフォンのカメラの前で動いたり喋ったりすると、その動きをトラッキング(追跡)して画面上のキャラクターも動くのだ。Vチューバーの草分けとされる「キズナアイ」は、総再生回数2億回に迫るほどの人気で、2018年末には“単独ライブ”も開いている。
すでに5000人近いVチューバーがいるとされる中、昨年7月に新星が現れた。その名も「葉邑ゆう(はむらゆう)」。通称・ゆーはむ。大きな瞳に黄色のロングヘアーでミニスカートというスタイルのアイドルっぽいキャラクターだ。「ネットをさまよっていたところ、偶然、大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントにスカウトされ、所属することになった」と“デビュー動画”で語っている。
「そのゆーはむの“中の人”がアンゴラ村長なんです。よく見るとわかるのですが、声やオーバーリアクションなど彼女そのものですよ。動画のコメント欄には“アンゴラ村長ですか?”という質問も載っています」(同前)
そういえば、アンゴラ村長もワタナベエンターテインメント所属。なんでも、相方で恋人でもあるスーパー3助(35)も台本を読む練習などにつきあっているという。動画を見ていくと、「キングオブコント2018」で優勝したお笑いトリオ『ハナコ』にインタビューする動画も載せていた。ハナコも同事務所の所属だ。
「アンゴラ村長はブレイク前からIT系企業で勤務していましたし、以前からVチューバーに興味を持っていたそうです。一時期のブレイクからは徐々にテレビ出演が少なくなっていますから、Vチューバーに新たな可能性を見出したのかもしれませんね」(同前)