芸能

「井上和香の魅力はワカパイより唇」と写真家・渡辺達生氏

2004年に撮影された1枚(時事通信フォト)

 平成のグラビア界を席巻した伝説の女神たち。そのブレイクの瞬間とはいかなるものだったか。写真家・渡辺達生氏が井上和香について振り返った。

 * * *
 これまで5000人ほど撮影してきましたが、今も連絡の取り合える数少ない被写体のひとりが彼女です。先日も子供の顔を見せてくれました。なかなかいないですよ、そういう子は。

 初写真集だったけど彼女とは撮影のリズム感がよく合った。「何を撮られているのか」を察知する勘の良さや、こちらの冗談に笑いながら応えてくれる人懐っこさが心地よく、仕事がやりやすかった。

 デビュー当初から大きな胸が「ワカパイ」と注目されがちだったけど、私が魅力的に感じるのは唇です。どこか油断した雰囲気で、ぷるぷるした唇を向けられては、魅入られない男はいないでしょう。

 有名になってからも、スタイルはもちろん、人懐っこい性格が少しも変わらずにいられるのはすごいことです。家庭ではいい奥さんだと思うよ。

※週刊ポスト2019年2月15・22日号

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