治安の悪かったダウンタウンの再開発プロジェクトとして総工費約400億円をかけて造られ、1999年にオープンした米・ロサンゼルスの『ステープルズ・センター』。バスケットボールやフィギュアスケート、ミュージシャンのライブなどが行われ、今ではロスの人気名所だ。
その『ステープルズ・センター』が、ひときわ輝きを増すのが2月。音楽業界最高峰の『グラミー賞』授賞式が行われるからだ。全米、全世界からトップアーティストが集い、パフォーマンスを披露する。今年は2月10日(現地時間)に開催され、レディー・ガガ(32才)やマイリー・サイラス(26才)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズらが圧巻のステージを繰り広げた。
参加者は報道陣に囲まれ、レッドカーペットを歩いて会場入りしたが、そこに、嵐の櫻井翔(37才)と山下智久(33才)の姿もあった。
「山下さんはグラミー賞を生中継する番組のスペシャルゲストとして登壇し、櫻井さんはキャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)でのレポートで来ていました。驚いたのは、タキシード姿の嵐の他のメンバーも会場にいたこと。普段はステージに立つ彼らも、世界トップレベルの歌やダンスに魅了されたようです」(テレビ局関係者)
グラミー賞当日を迎える2月7日から嵐のメンバーはロサンゼルス入りし、現地は騒然となっていた。
「ロサンゼルス空港で私服姿の5人が歩いていて、到着直後から話題になっていました。居合わせた人たちはかなり興奮していたようです。一気にSNSで現地の写真が拡散されていました」(米在住のコーディネーター)
2020年いっぱいでの活動休止を発表したばかりだが、休みをとってロスに集結したのだろうか。
「これは、一種の“慰労会”&“結束会”みたいなものだそうです。5人での“海外旅行”は約5年ぶり。朝から晩まで一緒にいたみたいです。ただ、櫻井くんを除く4人が完全にプライベートかというと、そうではなく、仕事の一面もあったそうです」(スポーツ紙記者)
5人がロスに旅立つ前、あるテレビ局には事前の通達があったという。
「嵐のメンバーが5日間ほど、日本を空けると連絡があったのです。そのため、レギュラー番組の収録スケジュールの調整がありました。現地でロケをしていたという話もありますから、“半分仕事で半分プライベート”という感じでしょう」(前出・テレビ局関係者)
そんなメンバーの様子に日本のファンも騒然。
「18年前に発売されたカレンダーで、嵐のメンバーはロスのサンタモニカの桟橋にある遊園地をバックに撮影しているのですが、今回も同じ場所で、同じ並びで写真を撮っていたそうです。カレンダーか写真集の撮影だった可能性もあり、各所からの問い合わせが相次いでいるとか。また、グラミー賞会場の『ステープルズ・センター』は嵐と同じく20周年になるので、そこでの撮影もあったのではないかと想像は膨らみます。“慰労期間”にも精力的に仕事をこなす姿には、活動休止までのラストスパートの意気込みが感じられます」(前出・スポーツ紙記者)
ロスでの“成果”も楽しみだ。
※女性セブン2019年2月28日号