夫が定年退職すると毎日昼食を作らなければならず、自由に外出できない「昼食ストレス」でイライラ。夫には、自分の昼食くらい作ってもらいたい! …そんな思いを抱く妻も多いのでは。そこで、夫を「料理男子」にするための、男性向け鉄板メニューのレシピを料理研究家、栄養士の青木敦子さんに教えてもらった。
「ビギナーの最大の難関は味付け。でも市販の手軽な調味料を利用すれば、大きな失敗はありません。一度作って自信がつけば、次はもっと手際よくできますよ」(青木さん)
段取りを考え、手先を使う料理は、老化防止の「脳トレ」にもなるという。今回は、男性が大好きな牛丼のレシピを紹介する。
■材料(1人分)
牛こま肉…100g
玉ねぎ…1/4個
ご飯…約200g
焼き肉のたれ…大さじ3
紅しょうが…適量
卵黄…1個
サラダ油…小さじ1
水…大さじ1
■作り方
【1】玉ねぎを切って炒める
玉ねぎを薄く(約2mm厚さ)切り、油を入れて温めたフライパンに加えて炒める。
【2】牛肉を入れて炒める
玉ねぎが少ししんなりしてきたら、牛肉を加えて、ほぐしながらさらに炒める。
【3】水と焼き肉のたれを加える
牛肉の色が変わったら水、次に焼き肉のたれを加えて混ぜ合わせる。ご飯が入ったどんぶりにのせ、卵黄と紅しょうがをのせる。
■+1テクニック
焼き肉のたれは、中辛をチョイス。先にたれを入れると肉が味を吸いすぎるので、水を入れることで、角が取れ、焼き肉のたれを使ったとは思えない風味に。
※女性セブン2019年2月28日号