芸能

中居正広、ピリつく警官を笑顔にするさすがの「仕切り力」

警官は中居とわかると柔和な表情になり、にこやかに対応する

 翌日は都心でも積雪の予報が出されていた。足早に家路につく人が多く、いつもより人通りが少ない。2月8日の夜。寒空とは対照的に、都内某所にある居酒屋は芸能人たちの熱気でむせ返っていた。

「午後9時くらいかな。中居さんやお笑い芸人さんたちが10人ぐらいで入ってきたんです。奥の座敷に座ったんですが、さすがにみんなすごいおしゃべりで(笑い)。座敷の外にまで声が響いていました。特に中居さんはすでにお酒が入っていたのか、陽気な様子で話していました。あの特徴ある声で『おれ、ハイボールね』と注文する声が聞こえた時は、テレビと同じだ!と感動しました(笑い)」(居合わせた客)

 メンバーは中居正広(46才)のほか、陣内智則(44才)、ザキヤマことアンタッチャブルの山崎弘也(43才)、おぎやはぎの矢作兼(47才)、タカアンドトシのトシ(42才)、ハリセンボンの近藤春菜(35才)ら、人気芸人たちだったという。

「このメンバーは中居さんがメインMCを務める『ナカイの窓』(日本テレビ系)の出演者たちです。『ナカイの窓』は3月いっぱいでの打ち切りが決まったと報じられていますが、その打ち上げだったとか。深夜帯(午後11時59分放送)で視聴率は7%程度はあったし、その数字はほかの番組と比べてもそれほど悪くはありません。テレビ業界関係者からは『なぜ?』といぶかる声も上がっています」(テレビ関係者)

 突然の打ち切りと関係があるのだろうか。この夜の飲み会では、テレビでは言えないような本音トークが飛び交っていたという。

「特に盛り上がっていたのは、ギャラに関する話でした。中居さんが陣内さんに“(取り分は)事務所が9で芸人が1なんだろう?”と聞いたら、陣内さんが“それは違います。上の立場になれば、案件によって、かなりもらえるんですよ”と熱心に説明していました。それを聞いた中居さんは“なんだよ、全然いいじゃないかよ!”と突っ込んでいましたね。ほかの事務所のギャラ事情についても言及していて、みなさん興奮気味に話していました。

 中居さんは“もうCDが全然売れない。1万枚売れればすげ~時代なんだぜ”と音楽業界の現状についても熱く語っていましたよ」(前出・居合わせた客)

 一方で、お笑いに関しても熱心に持論を展開していたという。

「“おれは南海キャンディーズの山ちゃんはすごいと思ってる”と山里亮太(41才)を褒めちぎったり、“『M-1』っていい番組だよね。しびれるよね”と、『M-1グランプリ』を高く評価したりしていました。その都度、矢作さんが“はいはいはい”“なるほどなるほど”なんて大きなリアクションでうなずいていた(笑い)。中居さんはザキヤマさんや陣内さんが話している時には、絶妙なタイミングで合いの手を入れてトークを盛り上げていて、飲み会でも番組MCさながらでした」(前出・居合わせた客)

関連記事

トピックス

無罪判決に涙を流した須藤早貴被告
《紀州のドン・ファン元妻に涙の無罪判決》「真摯に裁判を受けている感じがした」“米津玄師似”の男性裁判員が語った須藤早貴被告の印象 過去公判では被告を「質問攻め」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
Instagramにはツーショットが投稿されていた
《女優・中山美穂さんが芸人の浜田雅功にアドバイス求めた理由》ドラマ『もしも願いが叶うなら』プロデューサーが見た「台本3ページ長セリフ」の緊迫
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ)
《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
週刊ポスト
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン