女子テニスでアジア勢初の世界ランク1位となった大坂なおみ(21)。2月17日に開幕したドバイ選手権には、吉川真司日本テニス協会女子代表コーチが「代役」として緊急登板したが、“パートナー不在”はしばらく続きそうだ。
2月12日、大坂はグランドスラム2連覇を支えてきたコーチのサーシャ・バイン氏(34)との契約解消を発表。メンタル強化に貢献し、2人の師弟愛は強固なものと思えたのだが……。
「バイン氏が大坂のコーチをしていたのはわずか1年ほどですが、テニス界では珍しくありません。伊達公子さんは、1か月でコーチが代わったこともありました」(スポーツ紙記者)
錦織圭(29)が、17歳で4大大会を制したマイケル・チャン氏に師事して飛躍したように“コーチ選び”は非常に重要だ。
「昨年末には次のコーチへのオファーを始めましたが、難航するかもしれません。インタビューやスピーチからもわかるように、大坂には“独特な世界観”がある。厚い信頼関係を築けていたと思われていたバイン氏ですら、あっさり解消したわけですから」(同前)
グランドスラム優勝経験者など“元名選手”をコーチとするプレーヤーは少なくないが、まさかの人物が“新パートナー”として取り沙汰されているという。