芸能

がん手術の野口五郎、妻・三井ゆりと西城秀樹さんへの感謝

2002年6月、長女が誕生。2年後には長男が生まれた

「ドラマスタッフや共演者は手術したことを全く知りませんでした。野口さんは、撮影現場では変わった様子や声が出にくいということもなく、11月のクランクインの時と同じように、小日向文世さん(65才)らと終活や介護の話をされていました。今回初めて病気のことを知り、“あんなにお元気なのに、本当にがんだったの?”という感じです」(ドラマ関係者)

 2月11日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われたコンサート。アンコール直前に野口五郎(62才)は、こうファンに切り出した。

「実は、昨年末の健康診断で病気が見つかりました。初期だったので主治医の先生に手術してもらい、今は無事に治って元気になりました」

 野口が患ったのは、初期の食道がんだった。11月の健康診断でがんが見つかり、12月24日のクリスマスディナーショーで年内すべての仕事を終えた後、翌25日に内視鏡による切除手術を受け、数日後に退院した。

「もともと五郎さんはストイックで健康意識が高い人です。毎年、誕生月の2月前後に人間ドックを受けていましたが、今回はレギュラー出演するドラマの撮影があったため、いつもより早い11月に検査を受けました。おかげでがんを早期に発見して、腫瘍を切除できました」(野口の知人)

 野口は現在、20年ぶりの民放連続ドラマとなる『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)に出演中だが、病気について誰にも告げなかった。

「マネジャーにも教えず、がんのことを知っていたのは家族だけでした。五郎さんは人間ドックの後、2人の子供を両脇に抱いて、“実はがんなんだ”と打ち明けたそうです。がん告知に大きなショックを受けた五郎さんは摘出手術を受けることが怖かったけど、あまりビクビクして不眠にでもなれば、声が出なくなって年末のディナーショーに影響する。それだけは避けたかった。苦しい状況でしたが、奥さんの三井ゆりさん(50才)と子供たちが“絶対に治るから大丈夫”と励まし続けたので、吹っ切ることができたそうです」(前出・野口の知人)

 ストイックな野口とは違い、妻の三井は楽観的な性格だといい、それが野口の支えとなったという。

「高校1年生の長女と中学2年生の長男はともに小学校から名門私立に通っていて非常にしっかりとしています。しかし、まだ子供ですから父の病気を知った時は動揺したそうです。三井さんは五郎さんだけでなく、子供たちにも“パパは絶対に大丈夫。だからあなたたちもパパを元気づけてあげて”と言い続けた。いつも前向きな彼女がいたからこそ、家族が一致団結できたんだと思います」(前出・野口の知人)

関連記事

トピックス

米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
埼玉では歩かずに立ち止まることを義務づける条例まで施行されたエスカレーター…トラブルが起きやすい事情とは(時事通信フォト)
万博で再燃の「エスカレーター片側空け」問題から何を学ぶか
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
事業仕分けで蓮舫行政刷新担当大臣(当時)と親しげに会話する玉木氏(2010年10月撮影:小川裕夫)
《キョロ充からリア充へ?》玉木雄一郎代表、国民民主党躍進の背景に「なぜか目立つところにいる天性の才能」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
米利休氏とじいちゃん(米利休氏が立ち上げたブランド「利休宝園」サイトより)
「続ければ続けるほど赤字」とわかっていても“1998年生まれ東大卒”が“じいちゃんの赤字米農家”を継いだワケ《深刻な後継者不足問題》
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン