昨年10月、新潟県燕市にある国上寺では、ネットの炎上供養を受け付けるサイトを立ち上げた。自身もブログで同業者から批判された経験を持つ住職の山田光哲さんは、
「若者の寺離れを食い止めたいという思いで始めましたが、仏教の大義は救済。発言の炎上で悩んでいる人の手助けになればと思っています」
と、語る。
炎上供養はいつでも無料で受付。専用サイトに供養してほしい内容を送ると、炎上で傷ついた心が癒されるよう供養してくれる。昨年10月に行われた柴燈大護摩火渡り大祭には、約400通の申し込みがあったという。
「依頼の多さに驚いています。少しでもいい空気になれば」と、今年も継続する予定だ。
※女性セブン2019年3月7日号