2月15日、天皇陛下、皇太子さま、秋篠宮さまによる「三者会談」が開かれた。2012年頃から始まり、月に一度ほど皇居・御所に集まり、皇室の将来を見据えた意思の疎通が図られてきた。
「陛下の退位までおよそ2か月。今回の会談では、差し迫った退位関連行事や皇太子さまの即位、大嘗祭までの流れなど、重要事項を確認されたとみられています。
秋篠宮家の私的なこととはいえ、眞子さまのご結婚にも“引き継ぎ”が欠かせません。眞子さまと小室圭さんの結婚には、陛下が『裁可』を与えられました。しかし、御代がわり後、皇太子さまが新天皇となられると、陛下の裁可が有効なのか、それとも新天皇が改めて裁可を与えられる必要があるのか、曖昧な部分がある。秋篠宮さまは結婚行事の現状について、陛下や皇太子さまに報告されているはずです」(宮内庁関係者)
“婚約内定”の状態を長引かせるのは、眞子さまにとっても皇室にとっても、いいことではない。眞子さまの意思が変わらないのであれば、早急に結婚を決断すべきだ──そんな機運が、秋篠宮家周辺や宮内庁で急激に高まっている。
眞子さまの結婚に、一般の婚約にあたる「納采の儀」が必ずしも必要ではないという。納采の儀は皇室の伝統的行事ではあるが、公的な義務はなく、あくまで秋篠宮家のプライベートな行事に過ぎないのだ。
「眞子さまの個人の意思で皇籍離脱され、満額1億5000万円超の一時金を辞退するなど、“小室さんと生きる覚悟”を示せば、結婚に厳しい世間の目も打って変わって、祝福ムードになるでしょう。眞子さまが、身ひとつでNYに旅立つ、“駆け落ち婚”が、ふたりにとって1つの手になります」(皇室関係者)
秋篠宮さまは昨年11月、小室さんに「それ相応の対応」を求められた。小室さんは1月末、母・佳代さんの借金問題についての文書を発表。その際、小室さんの代理人弁護士はこう語っていた。
「(秋篠宮さまは)『それ相応の対応をすべきだ』とおっしゃったけれども、誰がやるのか、何をやるのかは、はっきりしていない。“金銭トラブル”とは言っていない」