番組改編期の4月を境に女子アナ事情が大きく変わりそうだ。TBSでは吉田明世アナ(30)の退社に続いて、宇垣美里アナ(27)も3月末に退社へ。そして、テレビ朝日でも宇賀なつみアナ(32)と小川彩佳アナ(33)が相次いで退社を発表している。
激しく入れ替わりが起きるフリーアナ市場だけに、すでに安定したポジションを確保している面々にも影響はありそうだ。TBSの朝の顔(『あさチャン!』メインキャスター)の夏目三久アナ(34)もその1人だ。
「『あさチャン!』の視聴率が低迷する中、他の好調番組からスタッフを異動させたりしているようだが、奏功していない。夏目アナも責任を痛感していて、プロデューサーらと連日相談を重ねている」(TBS関係者)
一方、NHKを退局後、わずか半年で『news zero』(日本テレビ)のキャスターに就任した有働由美子アナ(49)も例外ではない。『news zero』は視聴率が伸び悩んでおり、有働アナに対する“逆風”が感じられる。
「起用2日目までは視聴率が10%を超えたが、いまや平均で4%台。最近は“放送トラブル”も珍しくない。とくにスタジオと現場を結ぶ生中継でのミスが目立ち、有働アナとの意思疎通がうまくいっていないように見える場面もある」(日テレ関係者)
局の垣根を越えて人気番組のキャスター、司会者の椅子を争う実力者たち。勝つのは誰か──。
※週刊ポスト2019年3月1日号