ライフ

堀ちえみ公表「舌がん」 口内炎が2週間以上続いたら検査を

堀ちえみは舌がんにかかったことを公表した

 タレントの堀ちえみ(52)が舌がんにかかったことを公表し、世間を驚かせた。正式な病名は左舌扁平上皮がん。舌の粘膜の上皮から発生するがんで、現在の進行度合いはステージIV。首のリンパ節にも転移し、手術では舌の半分以上と首の腫瘍を切除したという。

 なぜステージIVまで気づかなかったのか。彼女のブログによれば、昨年の夏頃に口内炎ができて病院を受診。薬を処方されるも回復が見られなかった。

 その後、歯科医院でレーザー治療を受けても治らず、定期健診で主治医に相談した際には、服用している薬の副作用で口内炎の症状が出ることもよくあると説明されたという。年が明けて激痛が走るようになり、大学病院で検査。舌がんと診断された。

 秋津医院の秋津壽男院長は、発見が遅れた理由をこう推測する。

「年間約6000人が口腔がんにかかり、約3000人が亡くなっています。口腔がんの半数ほどを占めるのが舌がんです。

 がんの中でも口腔がんは非常に見つけにくい。専門的に診察できる口腔外科の医師が非常に少ないことが理由のひとつです。

 また、口内炎ができやすい体質の人などは、口腔内に違和感を覚えても単に“いつもの症状が長引いているだけだ”と思ってしまい、受診が遅れがちです。この素人判断が危ない。繰り返し同じところにしこりを感じたら腫瘍の可能性があります。

 口内炎は通常7~10日ほどで治るので、2週間以上長引いているのなら口内炎ではなく組織異常があると疑うべきです。口内炎が長引いたら医者任せではなく自分から異変を訴えること。ただ、医者側も診察しただけではがんかどうか断定できません。組織検査をしてみてくださいと自分から持ちかけてもいいかもしれません」

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
復興状況を視察されるため、石川県をご訪問(2025年5月18日、撮影/JMPA)
《初の被災地ご訪問》天皇皇后両陛下を見て育った愛子さまが受け継がれた「被災地に心を寄せ続ける」  上皇ご夫妻から続く“膝をつきながら励ます姿”
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
武蔵野陵を参拝された佳子さま(2025年5月、東京・八王子市。撮影/JMPA)
《ブラジルご訪問を前に》佳子さまが武蔵野陵をグレードレスでご参拝 「旅立ち」や「節目」に寄り添ってきた一着をお召しに 
NEWSポストセブン
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン