芸能

「元女子アナ王国」フジテレビから人気女子アナが減った背景

『Live News α』に起用される三田友梨佳アナ

 4月改編におけるフジテレビのニュース・情報番組の陣容が出揃った。午後帯の『直撃LIVE グッディ!』には宮澤智アナ、夕方帯の『Live News it!』にはフジ出身で現在フリーの加藤綾子アナ、夜帯の『Live News α』は三田友梨佳アナが就任する予定だ。宮澤アナは『めざましどようび』から、三田アナは『グッディ!』からの転向となる。テレビ局関係者が話す。

「フジテレビとしては背水の陣でしょう。夜のニュースはここ4年で5度目の番組名変更になりますが、局のエース級であるミタパンを起用して勝負に出た。夕方も、フリーとはいえフジ出身のカトパンに賭けた。この4年で、最も高い知名度を誇る2人がキャスターを務める。コケるわけにはいかない状況です」(以下同)

 フジテレビと女子アナは切っても切れない関係にある。1980年代前半、山村美智子アナや寺田理恵子アナ、長野智子アナが『オレたちひょうきん族』などをきっかけに人気を得る。1988年入社の八木亜希子アナ、有賀さつきアナ、河野景子アナは『花の3人娘』と呼ばれ、女子アナブームを牽引。1990年代は近藤サトアナや中村江里子アナ、小島奈津子アナ、木佐彩子アナ、2000年代は内田恭子アナや高島彩アナ、中野美奈子アナなど次から次へと人気者が生まれていった。

 フジが1982年から1993年まで10年連続、2004年から2010年まで7年連続で視聴率三冠王を獲得した背景には、間違いなく人気女子アナの存在も影響していただろう。

「アナウンス部長を務めた露木茂アナなどが適性をよく見抜き、報道、スポーツ、バラエティとジャンルを明確に分けて、女子アナを育てていた。入社1、2年で見極めて、上手くレールに乗せていた。今もそのやり方は変わっていないのですが、ややブレはじめている印象です」

 4月改編で平日夜の『Live News α』は月曜から木曜までが三田アナ、金曜は内田嶺衣奈アナが務める。

関連記事

トピックス

現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン