4月1日から放送されるNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』。朝ドラ100作目となる同作品は、ヒロインの広瀬すず(20)もさることながら、小林綾子(46)、比嘉愛未(32)など歴代朝ドラヒロインが集結することでも話題を呼んでいる。
そんな中、最も注目されているのが、やはり朝ドラヒロイン経験がある山口智子(54)と松嶋菜々子(45)の共演だ。どちらも視聴率女王としてドラマで一世を風靡し、夫は有名俳優。
クランクインの前からNHKのスタッフは両者の扱いに気を揉んでいたという。
「女優としての“格”も甲乙付けがたいし、そりゃ気を遣いますよ。今後上がってくる脚本次第では出番が重なる可能性もあり、スタッフは“2人の機嫌を損ねてはいけない”と緊張していました」(番組スタッフ)
ところが、いざ撮影が始まってみると、そんな不安は雲散霧消したという。NHK関係者が言う。
「本番前の松嶋さんは役作りに集中するため、一切喋らず、周りをシャットアウトするタイプ。ところが今回は、本番前でも自分から周囲に和気あいあいと話しかけている。山口さんは、気さくな雰囲気で“明るい現場作り”をすることで知られており、松嶋さんも今回はその“流儀”に合わせたのかもしれません。というのも、実は松嶋さんは山口さんに頭が上がらないんです。山口さんは、夫の反町隆史さんの所属する事務所の大先輩ですからね」
2人の絡みが、ドラマをどう盛り上げるのか。
※週刊ポスト2019年3月15日号