会社員から“商品”へ──。女子アナのフリー転身は、安定を捨てて市場競争の荒波に飛び込むことを意味する。
テレビ朝日の小川彩佳アナと宇賀なつみアナ、TBSの宇垣美里アナと人気アナウンサーの退社発表が相次ぐなか、この連鎖はフジテレビにも波及した。
「椿原慶子アナが3月末に退職するという情報が駆け巡り、ネットニュースなどでも報じられてしまったんです。昨年10月に経営者男性との結婚が発表された時にも退社は噂されましたが、本当なら報道のエースだけに、ウチとしては大きな痛手です」(フジテレビ関係者)
椿原アナは昨年4月から『FNNプライムニュースα』を担当。宮根誠司がMCを務める『Mr.サンデー』のサブキャスターは6年目になる。
すでに『プライムニュースα』の後継番組のMCは三田友梨佳アナが務めることが発表されているが、「『Mr.サンデー』も三田アナが引き継ぐようだ。椿原アナは番組の外部関係者にも挨拶を済ませたとも聞いている」(テレビ誌記者)という。
“退社後”の身の振り方については定かではないものの、「彼女は根っからの報道志向で、“硬派番組を任せられる”と他局からの評価も高いので、移籍するにしても引く手あまただとは思いますが……」(前出・フジテレビ関係者)
※週刊ポスト2019年3月15日号