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上皇となる天皇陛下、5月以降の生活費は減額されるのか

東宮御所をバリアフフリー化するなどして改修、退位後のお住まいである「仙洞御所」となる

 今年5月1日をもって天皇陛下が退位し上皇陛下となることに伴って、皇室の予算はどうなるのか。2019年度予算案(平成31年度)によれば、皇室費・宮内庁費は総額240億6400万円。その内訳は以下の通りだ。

●宮内庁費 123億2700万円/宮内庁運営のための人件費・事務費など。

●皇室費 117億3700万円/皇位継承に伴う儀式などの経費約25億円、お住まいの改修費など約13億円を含む。

 さらに、この皇室費は以下の3つに別れる。

●宮廷費 111億4900万円/皇居などの施設整備のほか、宮中晩餐会、園遊会、行幸啓や外国訪問などの皇室の公的活動に使われる。

●内廷費 3億2400万円/内廷の天皇・皇族(上皇・上皇后、天皇・皇后ご一家)の日常費用などのプライベート予算。

●皇族費 2億6400万円/各宮家の皇族のプライベート予算。当主は定額の3050万円など。秋篠宮殿下の皇族費は皇嗣となられた後、定額の3倍になる。

 譲位後も、内廷費に含まれる上皇・上皇后両陛下の生活費が減額されることはないという。

※SAPIO2019年4月号

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