見た目も繊細な和菓子、その上品な甘さは海外のファンも獲得し、“和スイーツ”として進化中だ。さらに、最近では和菓子と洋菓子が融合した和スイーツも注目が集まっている。和の伝統を残しつつも、洋の素材や味を取り入れた新感覚スイーツを紹介します。
■カレ・ド・カネール 108円(1個)~/nikiniki a la gare
老舗の「聖護院八ッ橋総本店」が新しい八ッ橋の楽しみ方を提案。
「お好みの色、味の生八ッ橋と中に入れるコンフィが選べるので、楽しいです」(田畑智子さん)
【女優・田畑智子さん】
京都府出身。実家は祇園の老舗料亭。趣味は料理と食べ歩きで、地元京都のおいしいものにも詳しい。
■和洋 864円(90g入り)/粟玄
おこし専門店が、ナッツをコーヒーの香りと苦味、生クリームのまろやかさで包んだ品。
「和洋という名にふさわしい、見事なコラボ」(芝田山親方)
【スイーツ親方・芝田山親方(元大乃国関)】
第62代横綱。角界きっての食通で「スイーツ親方」としても知られる。自宅には、菓子の包装紙などをまとめた都道府県別ファイルが並ぶ。
■ドライフルーツの羊羹 2160円(1棹)/wagashi asobi
ラムフレーバーのあんに、イチジクやいちご、クルミがたっぷりと。
「素材にこだわり作られた体に優しい一品。友達のことを考えると、手土産はこういうものになります」(羽田美智子さん)
【女優・羽田美智子さん】
茨城県出身。日本全国を旅して出合ったいいものを紹介する、羽田美智子セレクトECショップ「羽田甚商店」も展開。
■常葉 白練 2916円(1箱)/くろぎ茶々
「予約が取れない割烹『くろぎ』と京都の老舗茶舗『福寿園』がコラボ。抹茶を練りこんだ葛羹と濃厚なクリームチーズは絶妙です。黒蜜と鶯きな粉でまた違った味わいに」(安原怜香さん)
【和スイーツ研究家・安原伶香さん】
江戸中期創業の和菓子店「大三萬年堂」の十三代目。和菓子に関する執筆や和スイーツプロデュースも行っている。
※女性セブン2019年3月28日・4月4日号