本誌・女性セブンが読者1570人を対象にアンケートを実施したところ(2019年1月5~16日)、49%が電子マネー「WAON」を使っていることがわかった。言うなれば“主婦御用達電子マネー”となる「WAON」とは一体どんなものなのだろうか。今一度基本からおさらいする。
「WAON」とは、イオングループが発行するICカード型前払い式電子マネーのこと。カードに事前にお金をチャージしておけば、カードをかざすだけで現金と同じように買い物ができるだけでなく、200円につき1ポイントの「WAONポイント」もたまる。ポイントはお金として使えるので、現金払いよりもお得だ。
【入会金・年会費】
カード発行手数料は300円。モバイルは無料(Androidのみ)。年会費は共になし
【ポイント】
200円につき1ポイント。または200円につき1マイル
【チャージ上限】
残高上限5万円、1回あたりのチャージ上限4万9000円(いずれも2万円上限から変更可)
【同時複数枚利用】
不可
【支払える場所】
イオンやマックスバリュ、ミニストップなどのイオングループ。コンビニ(ファミリーマートやローソンなど)、ファストフード(マクドナルド、吉野家など)、ドラッグストア(ツルハドラッグ、ウエルシアなど)、家電量販店(ビックカメラ、コジマなど)、コスモ石油など、全国約44万か所
◆口座チャージでもっとお得
電子マネーのメリットは、なんといっても、ポイントがつくこと。WAONの場合、ポイントは“WAONポイント”と呼ばれ、お金同様に買い物で使える。また、『JMB WAON』であればポイントをWAONポイントではなく、JALのマイルとしてためられる。
電子マネーのポイント還元率は0.5%だが、電子マネーWAONの機能がついたキャッシュカード・クレジットカード一体型の『イオンカードセレクト』を持てばオートチャージ機能と合わせて使うことで、さらにお得になるという。
「『イオンカードセレクト』はイオン銀行口座から自動で電子マネーにお金をチャージする設定ができます。この時、チャージでも0.5%のポイントがつくので、電子マネーで支払った時につくポイントと合わせて、1%分のポイントがつきます」(ファイナンシャルプランナー風呂内亜矢さん・以下同)
キャッシュレス化を進める日本では、電子マネーが今後どんどん普及するはずだ。今年10月に予定されている消費税増税の際、電子マネーで決済をすると、2%や5%のポイントを還元する政策も検討されている。イオンや系列店でよく買い物する人、JALのマイルをためている人は、使わない手はない!