外食をする際、「インスタ映えする料理があるかどうか」を基準にお店を選ぶ人も少なくないという昨今。しかし、インスタ映えを重視するあまり、本来の味や栄養素を犠牲にしてしまうケースも多いようだ。さらに、健康や命に危険を及ぼしてまで“インスタ映え”を追求することもあるようだが、これは直ちにやめるべき。ついやってしまいがちな2つの危険行為を紹介する。
◆生肉用トングで焼けた肉をつかむ
焼肉店で生肉用のトングがあるのは、生肉の表面に付着している食中毒菌の感染予防のためだ。管理栄養士の大石みどりさんはこう話す。
「トングは生肉を網にのせる時に使い、焼けた肉を取り分けるのは別のトングか箸で。生肉に触れた後で焼けた肉を取り分ければ、菌がついた状態で口に入れることになり、危険です」