芸能

内田裕也さん“内縁妻”と本木夫婦が「お別れ会」巡り衝突

希林さんの葬儀に出席した内田裕也さん

 亡くなった内田裕也さん(享年79)のマネジャー・Aさんと、内田さんの長女・内田也哉子(43才)本木雅弘(53才)夫妻との間に大きな溝ができているという──。

 その日の天候は、彼女の死に悲しみ暮れるかのような雨模様だった。半年前の9月30日。樹木希林さん(享年75)の告別式が東京・光林寺で行われ、多くの有名人が樹木さんに感謝の言葉を述べ、最後の別れを告げていた。そんな中、喪主の内田裕也さんは口を真一文字に閉じたまま、一言も発さなかった。

 その内田さんの車椅子を、甲斐甲斐しく押す1人の女性。彼女は内田さんのマネジャーAさん。16年間、公私にわたり内田さんの身の回りの世話をしてきた。特に内田さんの晩年は家族よりも近くで彼を支え続けてきた。そんな彼女を内田さんの周囲は「裕也さんの奥さん」と呼んで──。

 3月17日、肺炎のため内田さんが亡くなった。樹木さんの死から半年、後を追うような最期に、報道陣は内田さんの自宅に集まった。

「Aさんは内田裕也オフィスの社長でもあります。Aさんは報道陣に、自宅には集まらないでほしいと伝えたうえで『22日に近親者のみで葬儀を行うこと』と『お別れ会は3月30日に大きな会場で行いますから』とアナウンスしました。でも、お別れ会の日程はすぐに取り消されたんです」(スポーツ紙記者)

 22日に行われた内田さんの葬儀後、報道陣に対応したのが内田さんの長女・也哉子の夫・本木だった。

「本木さんは会見で、Aさんが裕也さんの闘病に付き添い身の回りの世話をしてくれていたことにふれたうえで、お別れ会については『まだ決まっていない』とキッパリ言い切ったのです。そして実際、30日から4月3日に変更になりました。実は、Aさんのアナウンスが急きょ変更になった“事件”はこれだけではありません。今、本木さんら内田さんのご家族とAさんの間には大きな溝ができているようなのです」(前出・スポーツ紙記者)

◆最期は自宅で看取りたかった

 内田さんは樹木さんと結婚した1973年の1年半後、別居を始めた。その生活は40年以上にもおよぶ。家族がそろうのは年に1回の写真撮影だけで、年々、交流は少なくなった。そこで、内田さんを献身的に支えたのがAさんだった。

「4年ほど前に裕也さんが体調を崩したときも家族を頼らず、Aさんのサポートを受けていました。Aさんが内田裕也オフィスの社長になったのは今から10年ほど前のことです。希林さんや本木さん、也哉子さんもAさんの存在は知っていました。Aさんは、今はセレブマダム風ですが、もともとファッション業界で活躍されていて有名なかたでした。いつも裕也さんのそばに寄り添って“内縁の妻”と見られていました」(芸能関係者)

 そして、「お別れ会」をめぐって事件が起きた。

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン